ご納品事例 Life with MUNI”愛犬のために始まったラグ選び”
2023年5月7日
広々としたリビングダイニングの床の余白部分を埋める形で、ベージュ色のMUNI CARPETSをお選びくださったA様。
ペットのワンちゃんがソファからダイニングスペースに移動する際床で滑ってしまうのを可哀そうに思ったことから、インターネットで調べてご来店くださいました。
A様邸のインテリアを構成するのは、グレー・ベージュ・ブラウンというアーシーでナチュラルなカラー。
ヴィンテージの家具や外国製のアーティストのポスターなどが美しいバランスで配置されており、随所にA様の審美眼が光ります。
さて、愛犬のためにお選びいただきましたカーペットは、橡と茜で煮出したとりわけ渋いベージュ色が特徴的です。
カーペットの地色が少し濃いブラウンの床によく馴染み、濃紺の蓮団花文が空間に程よいアクセントとパンチを加えているように感じました。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/013bfc6001254045b0a299a2f5e538cf-819x1024.jpg)
Size 137x198cm Design No.009B
また今回初めてご覧になったMUNIをとてもお気に召して頂けたことから、リビングと同時にサファイアブルーが美しい無地のハーフランナーを玄関に、ブラウンがシックな幾何学文様のスモールカーペットも一緒にお納めしました。
ブラウンのカーペットはお嬢様のピアノの足下に設置させて頂きましたが、クリーム色のローランドのピアノと絶妙な色合わせがとても素敵でした!
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/7a8d59917c88b3d2c6e2538b2804123e-819x1024.jpg)
サファイアブルーの無地を。
Size 70x183cm Design No.052(803)
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/847c3752cd7d0af76a4f380d05f55cb1.jpg)
Size 61x122cm Design No.001C
インテリアはコーディネーターには任せず、全てご夫婦で選ばれているというA様。
それぞれのお好みは似ているところもあれば違いもありながらも、しっかり話し合われたすえに決めているのだそうです。お話通り、デザイン選びや配置について、おふたり一緒に楽しんで選ばれていく様子がとても印象的でした。
A様、このたびは本当にありがとうございました。
今後もMUNIのある暮らしをお楽しみいただけましたら嬉しく思います。
news letter vol.42 : MUNIのモダンさはどこから?
2023年5月1日
MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
過去のアーカイブはこちらから
MUNIにお越し下さるお客様や、お求めいただいたお客様からは、光栄なことに「モダンね!」「どんな空間のインテリアにも合いそうね」などとお褒めのお言葉を頂戴しています。
そこで、今回はMUN CARPETSのモダンさと現代性にスポットを当て、深堀りしたいと思います。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/Asian-gallery-at-MET-1024x829.jpeg)
| MUNI CARPETSのルーツ、明という時代
MUNI CARPETSは、“クラシカル・チャイニーズ・ラグ”と呼ばれる、中国の「明(みん)」の時代の宮廷への献上品として製織されていた品々をルーツとしています。
「明」の時代と聞いて、どんなイメージを持たれますか?
1368年から1644年までですから、「かなり前」というイメージかと思います。
「明(みん)朝」は、モンゴル帝国の末裔である「元(げん)朝」に代わって、漢民族が興した王朝。300年程続いた最後の漢民族の王朝で、日本では室町時代・安土桃山時代・江戸時代にあたります。
1644年に少数騎馬民族である満州民族の清王朝が台頭するまでの300年間に、中国の文化芸術が洗練の頂点に達したと言われます。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/ba169e76ef9314d0b9b5943476ea533d-683x1024.jpg)
明代は、「文人」と呼ばれる人々が隆盛を極めた時代でした。
文人とは、士大夫(したいふ)つまり近代以前の中国における政治的・文化的支配者たる高級官僚および官僚予備軍のことで、儒家としての人文的教養を身につけ、支配的・指導的な立場にある人物たちのことを指しました。
文人は王侯・貴族・官僚・地主・地方豪族などの支配者的な階級・地位の出身者がほとんどで、彼らが私的生活において見せる姿が「文人」であり、詩人的要素、書家的要素、画家的要素などなど趣味人たる教養をすべて内包していました。
| 明代のインテリア指南書
そんな時代に、“インテリア指南書”を著した人物がいました。文 震享(ぶんしんきょう)という、中国の代表的文人です。
“雅(が)”と“俗(ぞく)”というのが彼ら文人のものごとの判断基準であり、知識階級の生活文化の基本的文献としての書物である『長物志(ちょうぶつし)』には、建築、設え、家具・調度品、書画、香、庭木、衣服そして乗り物に至るあらゆるものについての項目があり、「これはダメ、これは使い物にならない」という、ストイックなまでの日常の美学、生活の美学が著されています。
明代にすでに、そのような概念、美学が存在していたこと自体が驚くべきことです。
”雅(が)”は、いまで言うエレガント、上品という意味を持ちます。
| 明代の美意識で作られた絨毯
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/406020D7-ABB1-4736-B402-AC9FA8EEF0F6.jpeg)
『長物志(ちょうぶつし)』には、絨単(絨毯)の項目もあります。
その意味するところは、明代に作られた絨毯は、絨毯単体で完結して作られたものではなく、「洗練された空間に合うように」という視点で作られているという点です。
その洗練された美しさは、遊牧民や家内製によるものではなく、確固たるアート・ディレクターが存在し、その指示のもとに、しかるべき工房で制作されたことにより生まれてきたのです。
明代のモダンさは、20世紀のフランク・ロイド・ライトやココ・シャネルの部屋のインテリアに、そのままタイムリープ(Time leap)し、時代を越えていまなおモダンに映ります。
そのルーツを継承しているMUNI CARPETSが、現代の空間にフィットするのは偶然なことではなく、作られた経緯からすれば当然の理(ことわり)なのです。
十分な存在感を持ちつつも、空間を引き立てるために計算しつくされた美。
流行ではない、トラディショナルでタイムレスな美。
それが、MUNI CARPETS。
皆さまに”モダン”と感じて頂ける所以です。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/062-749x1024.jpeg)
(参考文献)
『長物志1 —— 明代文人の生活と意見』
『長物志2 —— 明代文人の生活と意見』
『長物志3 —— 明代文人の生活と意見』 文 震享 編 荒井 健 他訳注 平凡社
『VIRATA COLLECTION OF ASIAN ART: A FAMILY LEGACY』 —CHRISTIE’S auction catalogue—
* * *
ゴールデンウイークの営業について
2023年4月14日
ご納品事例 Life With MUNI “以前からそこにあったようなカーペット”
2023年4月3日
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/918812E1-474B-426D-B94F-B52F75DDFFFF-768x1024.jpeg)
建て替えられたばかりのご自宅のお引っ越しの仕上げに、
と南青山本店へカーペットを探しに来られたI様。
先日、ご自宅へご納品に伺ってまいりました。
3色のお色目をお持ちしたなかで、これ!となったのは、テラコッタブラウンのカーペット。
お広げした瞬間、お部屋全体に色気と華やかさが加わりました。
ご自身の直感はもちろんのこと、お嬢様に受け継ぐことを想定され、お嬢様のお好みも考慮されました。
海外での幾度かのお引越しのたびに移動させ、手直し・貼り替えを繰り返してきた重厚な家具や、お取り壊し前のご自宅から移築したステンドグラスや照明などなど、調度品のひとつひとつにストーリーがあり、それらの由来などお聞かせくださいました。
数日ののちI様にご連絡すると、 「新しい家のはずなのに既に馴染んでいるわね!」と、
近しいご友人が褒めてくださったとのこと。
また、「古いものたちを活かしてくれて本当に有難い」というお言葉を頂戴しました。
ストーリーと愛着ある品々とともに、I様のこれからの日々の傍らにMUNIが在れましたら光栄です。
news letter vol.41 : “MUNI”というスタイル
2023年4月1日
MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
過去のアーカイブはこちらから
1930年代、世界の文化の中心であったパリやニューヨークで、新たなインテリアスタイルが誕生しました。
西洋のモダニズムと究極の東洋の伝統美であるクラシカル・チャイニーズ・ラグが融合したそれは、ハイエンドな人々によってより洗練されたものへと昇華され、瞬く間に世界へと広がり、現代にも続くラグジュアリーなインテリアスタイルとなっていったのです。
彼らの個性が最も表現された自宅(サロン)は、カルチャーの交流の場でもありました。
そこに配する全てがこだわりのもとに選ばれ、その演出への知識は当然の嗜(たしな)みだったのです。サロンに通された客人はまず家具を眺め、壁面の絵画、そして床に敷かれた手織り絨毯を鑑賞しました。
遠く離れた東洋から到来した誰も見たことのない美しい中国の絨毯は、最高のしつらえへの究極の仕上げだったのです。
そんな、東洋が持つ最上の伝統美とモダンを融合した、新しく洗練されたインテリアスタイルを現代に具現化した空間が、MUNI CARPETSの店舗。
東洋、西洋、アンティークやモダンなものをミックスしたエクレクティック(折衷)スタイルの店内です。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/5A3411BD-3183-4279-AB0A-DC773F69BE3A.jpeg)
ご来店くださるお客様は、カーペット以外にも、李朝膳やアンティークの器、花入れやインテリア関連の蔵書など、“お店の雰囲気そのもの”=「MUNI style」を愉しんで下さいます。
私共も「MUNI style」に共感してくださることがとても嬉しく、組み合わせやレイアウトの仕方をはじめ、 家具のブランドや作家さん、また、普段は入りづらい古美術店の気さくなご主人など、インテリアエッセンスをご紹介させていただいています。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/e952c1697e8170061633f6ff103c8ae4-1024x683.jpg)
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/d80304d4fefea2f7a8c3eafdec3c3a5a-1024x683.jpg)
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/C67759ED-D3BD-45EA-A51B-18B4700662A2-1024x766.jpeg)
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/299f3da6518285ded4e16e8cbbb373a3-1024x683.jpg)
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/b117432becd8311627e24119afe5f184-1024x683.jpg)
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/119AE98A-6497-4995-ACCC-5A83B202EAE6-1024x838.jpeg)
ちょっとしたアイデアをご自宅に取り入れるだけで空間にスパイスが加わり、居心地良い、ずっと居たくなる、大好きな空間になること間違いありません。
ご来店の際は、カーペットについてはもちろん、それ以外のご質問も大歓迎です!
気になられるアイテムがありましたら、なんなりとご質問ください。
皆さまのくらしを彩るお手伝いをさせて頂きます。
春暖の候、是非、「MUNI style」を愉しみにいらしてください。
* * *
3月 祝日の営業について
2023年3月6日
news letter vol.40 : MUNI CARPETSのBlue & White
2023年3月1日
MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
過去のアーカイブはこちらから
様々な魅力的な色が存在する中、季節感やトレンドに左右されない、普遍的な色があります。
その代表格が、Blue & White。
17世紀に中国から青花(チンホァ)の陶磁器がヨーロッパに伝わることによって、その美しさと、エレガントな佇まいと東洋への憧れも纏い、王侯貴族のステイタスシンボルとなり、それはただ色としてだけではなく、スタイルとして世界中に広がりました。そして現代でも世界中の憧れでもあり、普遍的な配色・スタイルとしてインテリアやファッションに影響を与え続けています。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/gucci_runway.jpg)
その青絵付けの磁器のようにラグジュアリーで繊細な、MUNI CARPETSのBlue & Whiteの世界。そのカーペットは、どのようにして生まれて来るのでしょう。改めてその奥深さと魅力に迫ります。
|MUNI CARPETSを象徴する色: Blue
お客様から「MUNIさんだったら藍色よね!」とおっしゃっていただけるほどMUNIの“Blue”は象徴的な色で、私どもにとっても創業以来最もこだわり抜いた色でもあります。
そのMUNIの“Blue”は、他ならぬ天然の藍から生まれるBlueなのです。
藍甕で発酵させた天然藍で染めこんだ深みある美しい色を、私どもは誇りを込めて『MUNI BLUE』と呼んでいます。
染料となる藍は、馬藍(マーラン)と呼ばれるキツネノマゴ科の藍で、契約農家によってMUNI(漢氈居)専用の畑で大切に栽培されています。藍葉の新芽の部分だけを摘み取り、今では希少となった古来の製法「沈殿法」でその色素を抽出します。
その後、沈殿藍は工房に運ばれ、化学薬品ではなく酒や麩(ふすま)を使う古来の製法により、実際に染められる状態になるよう、自然発酵させる製法、即ち藍建て(あいだて)を行います。
甕覗(かめのぞき)のように淡くはかない水色ムーンライトブルーから、鉄紺(てつこん)の様な深く華やかな藍色ミッドナイトブルーまで様々なトーンのBlueを染め分けるのは、中国・蘭州にあるMUNI CARPETSの工房『漢氈居(かんせんきょ)』の職人たちによる、長年の経験と熟練した仕事の成せる技なのです。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/f243e993b094ea436972d2257e5565df-1024x768.jpg)
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/d97fee26a6b62cfed783692948745ca8-838x1024.jpg)
手間と時間をかけて作られた藍(染料)で染めこまれたウールは、藍特有の深い香りをほのかに放ち、酸素に触れるほどにその色は円熟みを増していきます。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/a75b30d3dbe78d0d99d897ccd3ef3bbe.jpg)
|MUNI CARPETSのWhite
全てのMUNI CARPESのベースとなる、ナチュラルホワイトウールは、かつて宮廷絨毯に用いられた、世界でも大変希少な最上級のウール・灘羊(タンヤン)のもの。
その昔は塩池であったこのエリアに自生する甘草(かんぞう)を食むことによって蓄えた美しい羊毛は、繊維が細く長い、カシミアグレードの15ミクロン以下。
しかも、光を反射してキラキラときらめくほどの透明感があり、繊維に含まれる油分が大変上質なため独特のしっとりとしたぬめり感があります。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/5c5bab755e730ec573fbd5e7607e9ee9.jpg)
MUNIでは、春から夏にかけてミネラル分たっぷりの草を食み蓄えたウールを秋に刈り取る成羊のオータムウールと、生後3ヶ月ほどの仔羊のベビーウールとを漉き込んでいます。羊毛は一般的には春と秋の2回刈り取りますが、春ウールより油分を含み切れにくく、艶やかで美しいのが秋ウールなのです。
そのデリケートなウールの絨維を傷めないよう職人の手で1本1本手紡ぎし、繊細さと腰の強さを持ったMUNIだけの、しなやかで強靭なナチュラルホワイトウールの毛糸に仕上げていきます。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/wool.jpg)
|MUNI CARPETSのBlue & White
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/4422B748-FB7A-42B3-A98C-FE289D5EA6AD-1024x954.jpeg)
台北國立故宮博物院蔵
芸術文化が花開いた明代の中国では、青花(チンホァ)と呼ばれるBlueとWhiteのみでデザインされた美術品が花開き、その潔く繊細でエレガントな佇まいは貴族達の寵愛を受け、絨毯はもちろん景徳鎮などの陶磁器の世界においても表現方法が確立されました。
西洋の人々は、意匠の素晴らしさと共に、その文様の中に込められている願いや祈りといった精神世界の豊かさに深い感銘と憧れを持ちます。そしてやがてそれぞれの国で、マイセン、リチャード・ジノリ、ウェッジウッドなどBlue & Whiteの配色の陶磁器が生み出されていくこととなります。
東洋独特の精神性や文化の豊かさが世界の芸術文化に与えた影響の大きさは、はかり知れません。
MUNI CARPETSが制作する、MUNI BLUEとナチュラルホワイトとの比類ないコンビネーションで織り上げた絨毯は、まるで陶磁器のように繊細な美しさを持っています。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/BC13FEE4-B7C7-4580-8E6C-A2352B92581C-1024x762.jpeg)
思い描いたイメージをデッサンし、そのイメージを損なわない様にデザインに起こし織り上げる為、図案のひと目ひと目を緻密に設計していきます。
その設計図は、天然素材本来の自然な美しさと力強さ、そして制作する熟練した職人たちの技によって、繊細で堅牢な美術工芸品として完成します。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/b88e827933d1951e02e93ea7892303d2.jpg)
* * *
ご納品事例 Life with MUNI”懐かしい記憶に重なるカーペット”
2023年2月16日
以前からMUNI南青山本店の前をよく通られていたH様。
実はお仕事で5年ほど中国に住まれたことがあり、外側から覗いたMUNIのデザインに
懐かしさと親しみを感じられていたそうです。
意を決して当店に初めてお越しくださったとき、出会ったのは
蓮の花の意匠がいっぱいに描かれたインペリアルラインのカーペットでした。
ブルー&ブラウンがカラフルな、幾何学柄の楽しいデザインは、
敦煌から西安までの思い出深い旅路で見た壁画のイメージに、ぴったり重なったそうです。
また、中国の宮廷絨毯にルーツを持つMUNIのオリジンから、
天然素材と手仕事にこだわった制作過程にも深く共感してくださり、ご自宅に迎えていただけることになりました。
お仕事で日々忙しくされながら、
「お家で迎えてくれるMUNIのカーペットに癒されています」とお話しくださったH様。
ベッドの上からきれいな模様を眺めたり、
ラグの上でお茶とチョコレートを楽しんだり…帰宅後の時間が充実したことを教えていただきました。
H様、あらためてこのたびは本当にありがとうございました!
またお話をお聞きできますことを、今から楽しみにしております。
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_5543-768x1024.jpg)
ご納品事例 Life with MUNI “時間から解放される空間”
2023年2月11日
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/a6e5d7127bb7e9a08234bd9856370f38-1024x683.jpg)
整然と並んだ文学全集の蔵書を所有されるK様。
20年以上前から、ご自宅をお求めの暁にはMUNIをとお想いくださっており、
お引越しの翌週にご来店くださいました。
明るいトーンのメイプルの床を活かして、明るいお部屋にしたいと仰るK様がお選びになったのは、
藍色の蓮丸文がリズミカルなベージュ地のカーペット。
MUNIと言えば藍、ということで藍色地も候補に挙げられましたが
長く使っても景色のように馴染むのはこの色かなと、最終的にベージュ地にされました。
「広くない部屋ですが、カーペットを敷くことで生活空間が広がりました」
とK様。
“物理的な空間(たてx 横x高さによる空間)”とは別軸の、
“実際に生活する空間”が広がった、というご表現が斬新で印象的でした。
概念としては理解していたことですが、ことばにして改めて教えて頂いた思いです。
ご自宅のお写真とともに、
「床に溶け込みつつ確かな存在感があります。
絵も手元に置くと持ち主と一緒に育っていく感覚がありますが、カーペットも同じなのでしょうね。」
という、K様らしい、豊かでしなやかな文学的表現をお送り下さいました。
「最近はカーペットでまどろむようになってしまいました。
気づけば深夜になっていることもあり、いささか危険な日々を送っています。」
という微笑ましいコメントも。
ご納品直後から、旧友のように馴染んでくださっているご様子が伝わってきます。
是非、御身体冷やさぬように!お愉しみください。
ご納品事例 Life with MUNI
2023年2月6日
![](https://muni.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4132-1024x768.jpeg)
この度、最初のご来店から約20年の時を経て、静謐で洗練されたお玄関へモダンな蓮唐草文様が特徴的なカーペットをお選びくださったH様。
明代特有の生命力溢れる蓮唐草文様を取り入れることによって、より一層優美な空間を作り上げてくださいました。
お玄関をただ綺麗に整えるのではなく、その奥へと続くお部屋までの繋がりや、お迎えするお客様のことを深く考え大切になさるお心遣いが、そのままお玄関の美しさへと昇華されているように感じます。
そんなH様より、「中東の絨毯とは異なる配色やデザイン性が、日本家屋と非常に親和性が高い。素材のウールが良いせいか、絨毯としてのクオリティも申し分なく、足を踏み入れた者を特別な気分にさせてくれる」との有難いご感想を頂戴いたしました。
蓮唐草文様には、“永遠の幸せ”への願いが込められています。 H様ならびに、H様に関わるすべての方に“永遠の幸せ”が訪れますよう、心より願っております。