MUNI CARPETS

カーペットにまつわる話 ~MUNI BLUE~

2021年6月2日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。

【MUNI CARPETS news letter】では、MUNIのカーペット(ラグ)をより身近に、
ご家族の一員のように感じていただけるような、カーペットにまつわる話・設えのアイデアなどをお届けしています。
お忙しい日々の息抜きにお読みいただけましたら嬉しく存じます。

 お客様方とお話しするなかで、「MUNIは青が特徴なんですか?」というご質問をよく頂きます。
皆さまもそう思われているかも知れませんね。なんとなく青が多いなぁと。
今号では、皆さまのそのご質問にお答えいたします。

【MUNI BLUE】

 MUNI CARPETSは、1987年、オーナーの楠戸謙二が
一枚のアンティーク・チャイニーズ・ラグと出逢ったことから始まりました。
初めて訪れた香港でアンティーク・チャイニーズ・ラグと出逢い、
その美しい文様と、時を経て深まり成熟した藍の色に強く引き込まれてゆきました。
そしてアンティーク・チャイニーズ・ラグの蒐集と研究を進めるなかで存在を知ったのが、
”クラシカル・チャイニーズ・ラグ”と呼ばれる、明朝末期から清朝初期に宮廷に献上された幻の絨毯でした。
その一度滅びた美しく文化的価値のある絨毯を、再び現代のモダンインテリアに蘇らせたい。
この美しい藍色の絨毯を再現したいというその強い想いが、
のちに工房運営のパートナーとなるBill Zhang(ビル・チャン)との出逢いを導いたのです。
このMUNI CARPETS誕生の原動力となった「藍色」は、
MUNIにとって最も大切な色としてこだわり続ける「MUNI BLUE」なのです。

【原料としての藍】

 楠戸とBill Zhangが出逢った1980年代、「藍染め」の技法は、明朝・清朝の時代と違って
人々の生活に身近なものではなくなっていました。
文献などで調べるも、どこで藍が採れるのか、どうやって染料にするのか、手探りが始まりました。
楠戸は日本各地で、Bill Zhangは広い中国の各地で「藍」の葉を求めるところからのスタートです。

1990年 楠戸撮影

 何年もかけて各地を見て回るなかで、Bill Zhangが中国・貴州省にある農家に辿り着き、
藍の栽培を依頼しました。貴州省は中国南西部の山岳地域にある省で、棚田が連なる風光明媚な土地。
ミャオ族やトン族などの少数民族が住む伝統的な村落で知られます。

1990年 楠戸撮影

 MUNIでは、契約農家にて特別にキツネノマゴ科の藍葉を栽培し、現代では希少となっている
「沈殿法」の伝統製法を守り続けています。

 その製法は、温暖な気候のもと丁寧に育てられた藍を刈り取り、水を張った浴槽に漬け込み、
葉や茎から色素成分が滲み出るのを待つところから始まります。
やがて、時間がたつにつれ徐々に色素成分が抽出されてきます。
気温や水温によって漬け込む時間を調整し、藍葉から十分に色素の成分を抽出できたら
葉を取り除きます。そうして沈殿してできたものが「沈殿藍」です。
この状態のまま、遠く離れた蘭州へと列車で運ばれます。

藍が発酵しているところ

 蘭州の工房では、藍本来の美しい色を引き出すため、化学薬品は使用せず
酒・麩(ふすま)・蓬灰などを用い、甕のなかの藍の発酵菌の状態を見ながら、
時間をかけて自然発酵させ、藍建て(染色できる状態)していきます。

藍の仕込みをしているところ

 こうして出来た藍汁に、精練して手で紡いだ最高品質のタンヤンウールを浸して染めていきます。
乾いてみないと狙った色が出ているか判らないため、洗っては乾かし、洗っては乾かし、を繰り返します。


【藍は育ち続ける】

 染め上がり、カーペットに織り上がったのちも、藍は育ち続けます。
空気(酸素)や、日光に当たることで、藍の色はどんどん鮮やかになっていきます。
藍は、日本の江戸時代の”火消し”が纏っていたことからもわかるように、
生地を強くする性質も持ちます。
400年前のアンティークカーペットを見ると、藍色の箇所は、色も生地もしっかりと残っているのが見てとれます。
天然藍は、時を経るごとに美しく深まっていくのです。

400年前のクラシカル・チャイニーズラグ


【安心の証】 

 MUNIでは、 明朝、清朝時代の古来の伝統的な染色方法に則してすべて植物染料を使用しています。
また染色から仕上げまでの全工程において、有害な化学物
質を使用せず制作しておりますので、安心してお使いいただけます。
化学薬品を使えばウールを真っ白に漂白することができますが、
ウール本来の柔らかさが失われてしまうため、敢えて漂白をせずにウールそのものの美しさを活かしています。 

天然藍を使用した製品は、繊維製品の安全性において世界で最も権威のあるスイス本部の認証機関
「エコテックス規格100」の認証検査を受け、最も厳しい「乳幼児が口に入れても安全」という基準を満たす
クラス1の認証を毎年取得しています。

 天然藍と原毛色のMUNI CARPETSは繊維製品の安全性を検査し認証する世界で最も権威ある機関
「エコテックス規格100」のクラス1という最も厳しい認証を、ウールカーペットでは世界で初めて取得いたしました。

 安全、安心にお使い頂け、代々受け継ぎながら100年以上お使い頂けるものづくり。
契約農家との継続的な取り組み、そして、環境への配慮。
SDGsという昨今のサステナビリティ・ムーブメント以前から、MUNIが取り組んできたものづくりです。


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Spice of Life Vol. 9

2021年5月15日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。

Spice of Life Vol.9では、「モダンシノワズリ」をテーマにお届けいたします。

シノワズリとは … 17世紀中頃~18世紀にヨーロッパで流行した、中国趣味の様式。
それは、単に『中国風』をいうのではなく、『西洋の審美眼を通したもの』を指します。そのどこまでも優美で幻想的な姿に、ヨーロッパの人々は遠い東洋の国への憧れをいだき、その思いを絵画や陶磁器、そして家具へと投影したのです。
そして20世紀初頭。清王朝が滅ぶと共に、宮廷への献上品であったクラシカル・チャイニーズラグは西洋へともたらされました。そのクラシカル・チャイニーズ・ラグは、当時興ったアールヌーボーやアールデコ様式など、より先進的なインテリアと出会い、「モダンシノワズリ」というインテリアスタイルとして、世界へと広まって行ったのです。

MUNI が提案する「モダンシノワズリ」は、デコラティブではなく、むしろ整然としてすっきりとした空間です。
東洋の豊かな精神性と美意識が、西洋のモダニズムと融合し、今の私たちの暮らしを奥深く豊かに演出して行きます。


◆ 空間のイメージ ◆

今回のイメージは、大きなスクリーンのあるシアタールームです。
左の壁面から右のスクリーンまでは、おおよそ 5 m 程、お部屋の奥行きは、8m 程の空間です。
カーペットは、213 x 305 cm :ブルー&ホワイトを基調としたエレガントな配色で合わせました。
このスッキリとしたシャープな空間に、1枚の MUNI CARPETS を設えてみましょう。
そこには上質なシノワズリの香りが漂い、心も喜びいつまでも居たくなる空間へとなることでしょう。

◆ #1 丸い蓮花文様が象徴的な No.010 ◆

藍染のブルーが陶磁器のようにキリリと美しい、No.010 を設えてみます。

とてもシャープで華やかな印象が運び込まれました。
縁取りの唐草文様が、東洋的な「エレガンス」を空間に運び込み、モダンシノワズリが生み出す上質な空気感を
大いにお楽しみいただけることでしょう。
カーペットを設えることで不思議と空間が広く感じるところも、楽しみの1つです。

◆ #2 クラシカルで上質な空間を作り上げる No.040C ◆

MUNI の制作するカーペットの中の特別なライン、IMPERIAL LINE から、No.040C を設えてみました。

その魅力は、優しい佇まいの中に、クラシカルな重厚感を感じるところです。
このカーペットのメインとなるモチーフ、蓮唐草文様は、モダンな空間の中へまるで命を吹き込むように、
ダイナミックな美しさを演出します。クラシックなデザインだからこそ生まれる、エレガントで上質な
「モダンシノワズリ」を作り上げます。

◆ #3 幾何学文様のシンプルさが美しい No.018A ◆

No.018A は、そのデザインが幾何学文様の直線のみで構成されています。
この独特の蓮花文様は「花菱」と呼ばれ、古くは敦煌の莫高窟でも見ることができます。
古の文様はとてもモダンで美しく洗練され、現代のモダニズムとも呼応し、上品な空間を作ります。
東洋の美意識の宿った空間は、シャープな中にも深みのある美しさが生まれ、
それこそが「モダンシノワズリ」というインテリアスタイルの醍醐味でしょう。

◆ お好きなイメージは…? ◆

いかがでしたでしょうか。
シノワズリとは、フランス語の「シノワ chinois 」から生まれました。
中国の美しい文化や美術品への憧憬から生まれたこの様式は、一度西洋の審美眼を通すことで益々洗練され、
現代では一層モダンな美しさを纏って、私たちの暮らしを生き生きと彩ってくれます。

スッキリとして無駄を省きながら、奥深く豊かな時間を運び込んでくれるとても素敵な設え、「モダンシノワズリ」。
20世紀初頭から始まり、現代にもそのスタイルは受け継がれ、今なお世界の有名インテリアデザイナーたちによって
取り入れられている、永遠のスタイルです。



画像合成によるシミュレーション・サービスのご案内 

カーペット選びの際に、どの1枚が空間に合うか迷うことはございませんか。
そのような時は、MUNI のシミュレーション・サービスをご利用ください。

今回の “ Spice of Life Vol.9 ” でもご紹介の様に、実際の空間にカーペットを敷きこんだような
画像を作成いたしますので、より現実的で具体的なイメージを感じていただけます。是非、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。

こちらから、シミュレーション・サービスの詳しいご案内をご覧いただけます。



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カーペットにまつわる話 ~~失われた色を求めて~

2021年5月1日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでも、その内容を紹介させていただきます。


【失われた色を求めて】

 永い中国絨毯の歴史のなかで一際気品に満ち、洗練された絨毯の一群。それが、日本の美術工芸にも深く影響を与えた明朝末期から清朝初期(16~18世紀)に宮廷への献上品として製織された「クラシカル・チャイニーズ・ラグ」と呼ばれる絨毯、MUNI CARPETSのルーツです。

 清王朝の衰退とともに宮廷の奥深くで眠っていたクラシカル・チャイニーズ・ラグは、20世紀初頭、欧米で紹介されるやいなや上流階級の人々に羨望の眼差しで迎えられ、瞬く間にステイタスシンボルとなりました。
その品格ある東洋の美は、ルイス・カムフォート・ティファニーやココ・シャネル、フランク・ロイド・ライト、ジョン・D・ロックフェラーなど欧米のトップクリエイターやセレブリティーを時代を超えて魅了し、彼らの個性を表現する大切なアイテムとして用いられました。

パリ・カンボン通りにあるココ・シャネルのアパルトマン

 しかし、19世紀以降は次第に商業主義のデザイン、機械や化学染料を使った大量生産が台頭し、本来の東洋の伝統美を受け継ぐラグとは異なるものが世界中に広まっていきました。16〜18世紀に作られたオリジナルのクラシカル・チャイニーズ・ラグは、世界の至宝として欧米の有名美術館に所蔵されることになります。


【唯一無二の色】 

 クラシカル・チャイニーズ・ラグを彩っていた、植物から採取された染料。MUNIでは、16〜18世紀のオリジナルの染色方法に則してすべて植物染料を使用し、染色から仕上げまでの全工程において一切化学物質を使用せず制作しています。いまも昔も、そしてこれからも「サステイナブル」なものづくりなのです。
植物染料は、温度や湿度によって、また、糸の太細によっても染まり具合いが変わってくるため、仕上がりは二つと同じものがありません。
祁連(きれん)山脈の麓にあるMUNIの工房においては、祁連山脈からの雪解け水も、染料の発色に大きな影響を与えます。


 では実際、MUNI CARPETSのどの色がどんな染料で染められているのか、ご紹介していきましょう。

【青色系】  
 MUNIで最も多く使われる色、シグニチャーカラーと言ってよいブルー(青)は、全て「藍」で染め上げています。深い青、明るい青、浅い青、そして緑色にも藍を使います。MUNIの藍染めについては、また別の機会に改めて紹介させて頂きますね。

【茶色系】
 茶系、ベージュ系に使われるのは、主に、槐(えんじゅ)、橡(つるばみ)、胡桃、茶葉等。
「橡(つるばみ)」は、くぬぎの古名で、樹皮・根皮・実(どんぐり)の傘の部分を染料として使います。
MUNIで使われている茶色には、無染色の羊の毛「ナチュラルブラウンウール」もあります。

橡(つるばみ)


【黄色系】
 黄色系には、梔子(くちなし)、大黄(だいおう)、姜黄(きょうおう) 等。
「梔子」は、夏にかぐわしい香りを放つ白い花を咲かせる常緑低木。日本でも庭木としておなじみですね。花が終わった後にできる果実を細かく砕いて染料とします。栗きんとんの食用色素などにも使われている身近なものです。

梔子(くちなし)

「大黄」は、中国北西部の青海、甘粛、四川などの高地に野生または栽培されるタデ科の多年生草木で、漢方にも用いられます。正倉院に生薬としての大黄が現存しているそうです。大黄の根を細かくしたものを熱煎してできる煎汁は、金色に輝く高貴な色を染めあげます。

右:大黄(だいおいう)、左:蘇芳(すおう)

【赤色系】
 赤色系の染料は主に、蘇芳(すおう)、茜 等。
 「蘇芳」は、インド・マレー諸島原産のマメ科の小高木。
樹木の芯材を細かく砕き、熱煎して取り出した赤い色素は、黒味を帯びた赤色に染まります。日本でも奈良時代には既に南方から輸入した貴重な染料として使われていたとされ、江戸時代以前は上流階級しか身に着けられない高貴な色でした。

 自然の恵みを存分に享受しているMUNI CARPETS。
あらためて自然界に存在する色の豊かさを想います。MUNIを象徴する色「藍」については、この号では語りつくせませんので、また別の機会にご紹介させて頂きます。


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Spice of Life No.8

2021年4月15日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。


Spice of Life Vol.8では、細長いリビング・ダイニングへのしつらえをご紹介いたします。

意外と多い、細長いリビング・ダイニング。
「どう使ったらいいのかしら」「もっと横幅があればいいのに」というお悩みもお聞かせいただきます。
そのような時には、せっかくの「長さ」を十分に生かしたインテリアを楽しんではいかがでしょう。
カーペットを2枚並べて設えたインテリアは、空間に伸びやかさとまとまりが生まれます。
ソファの足元に敷いて、そのまま床座になって本やおもちゃを持ち寄りくつろいでも楽しいですし、テーブルセットがあれば、お茶のひと時の楽しさもひとしおになることでしょう。

◆ 空間のイメージ ◆

今回のイメージは、リビングとダイニングが横並びになった空間です。
窓からの陽射しもとても明るく、ゆったりとしてとても伸びやかです。
こちらの空間へ、手前のソファとテレビのコーナーには、183 x 274 cm(約 3 畳サイズ)のカーペットを、奥のテーブルセットの足元には、137 x 198 cm(約1.7 畳サイズ)のカーペットをそれぞれ設えたインテリアをご紹介いたします。是非、あなたの「ひと匙」を見つけてください。

◆ 藍色で纏めた、鮮やかでシックなインテリア ◆

MUNI CARPETS の代名詞である「藍」で染めた BLUE 。
その藍色をベースにした、2枚のカーペットでの組み合わせです。
手前側の No.009A は、漆黒にも近い深い藍色。
奥側の No.047A は、まさに「藍」といった鮮やかな色合い。

凛とした藍の色味は設えた空間に、鮮やかさと共にシックな落ち着きも運び込みます。
藍色同士の組み合わせでも、藍染独特のしっとりとしたつややかさによって、空間の印象が重たくなることはありません。
また、藍のトーン(濃さ)を変えることで、互いの色を引き立てあいながら、リビングコーナーとダイニングコーナーとをそれぞれ独立させ、広さまで感じさせてくれるインテリアとなります。

◆ 印象の違う2枚で合わせたインテリア ◆

縁取りのあるすっきりとしたデザインの No.018A と、1つ前にご紹介の No.009A の色違い・No.009D との組み合わせです。

全く違った印象の2枚の組み合わせで、空間に楽しさが運び込まれます。
それぞれのコーナーごとに敷きこむカーペットを変えて、その場所の印象を変えてみましょう。
それだけで、コーナーごとに全く違った空間が生まれ、それぞれを独立した場所として楽しむことができます。

“ 1つの空間で、異なった空気を楽しむ ”

きっと、気分も変わり日々が楽しくなることでしょう。
1つの空間だから共通点のあるデザインを、とイメージされることも多いかもしれませんが、敢えて外して、インテリアを楽しんでみる。
デザインの違い・色味の違い・縁取りのあるものと無いものとの違い。
色々な組み合わせで、あなただけの大切で愛着ある空間作りをお楽しみください。

◆ 華やかでエレガントなインテリア ◆

手前側の No.051 は、MUNI CARPETS を制作する為にはなくてはならない 「IMPERIAL LINE」 の中の1枚です。

クラシックなカーペットは、「美術品」「アート」としてとても美しく、華やかで存在感のあるインテリアを生み出します。
このとてもクラシックなデザインに合わせるのは、直線がピリッと効いたモダンな No.006B です。
クラシックとモダン。
この相反する2つの組み合わせから生まれるインテリアは、程よいバランスを保って、そこに暮らす人の感性をギュッと刺激する素晴らしいものとなるでしょう。

陽射しのよく入る明るい空間が、2枚のカーペットの組み合わせによってさらにきらめきを増します。
上質なカーペットを設えて、いつもの空間に、もっと素敵な空気を運び込んでみてはいかがでしょう。

◆ お好きな組み合わせは… ◆

いかがでしたでしょうか。
お好きな組み合わせのイメージは見つかりましたでしょうか。

カーペットを取り入れることで、空間はとても生き生きとしてきます。
お部屋に絵を飾るように、彩りを添えるように、そして、薫り高いスパイスがお料理に深みを与えるように。
1枚のカーペットを取り入れて、今の暮らしをもっと愛着ある素敵なものへと、是非いざなってください。

画像合成によるシミュレーション・サービスのご案内

カーペット選びの際に、どの1枚が空間に合うか迷うことはございませんか。
そのような時は、MUNI のシミュレーション・サービスをご利用ください。

今回の “ Spice of Life Vol.8 ” でもご紹介のように、実際の空間にカーペットを敷きこんだような画像を作成いたしますので、より現実的で具体的なイメージを感じていただけます。
是非、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。

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カーペットにまつわる話~厳選された最高の素材~

2021年4月3日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
先日お送りした内容を紹介させていただきます。

【MUNI CARPETS news letter】では、MUNIのカーペット(ラグ)をより身近に、ご家族の一員のように感じていただけるような、カーペットにまつわる話・設えのアイデアなどをお届けしています。
お忙しい日々の息抜きにお読みいただけましたら嬉しく存じます。

今回は「カーペットにまつわるお話 ~厳選された最高の素材~」です。

【厳選された最高の素材】
 Top Quality Wool

 MUNI CARPETS は、永い歴史のなかで培われてきた文化、伝統の技、そして自然環境のすべてが揃って初めて生まれます。
どれひとつ欠くことのできない要素ですが、なかでも、織り上がりのカーペットの色、艶、使い心地を左右する重要な要素が、”羊毛の品質”。

 MUNI CARPETSでは、かつて中国歴代皇帝への献上品としてのカーペット(緞通)に用いられていた最高品質の羊毛(ウール)を使用しています。
中国固有種である灘羊(タンヤン)と呼ばれる羊は、甘粛省の隣、寧夏回族自治区の「塩池 (イェンヂ)」といわれる地域の契約牧場で飼育されています。
その名の通りかつては塩の池があったエリアで、そこに自生するミネラルを多く含む甘草を食むことによって、他では得ることのできない柔らかく、光沢と弾力性に富んだ羊毛が生み出されます。

 美食家のかたなら、「アニョー・ド・プレ・サレ」というラムの名をお聞きになったことがあるかも知れません。
味わうことができるのは4月から10月の間だけなのだとか。
プレ・サレとは、直訳すると”塩牧場”。潮の満ち引きの差が大きいフランス・モンサンミッシェルの低湿地帯で育つ植物を食べて育つため、肉の食塩相当量や、必須ミネラルのヨウ素含有量が増えるのです。
それこそが、世界中の美食家を唸らせる「アニョー・ド・プレ・サレ」の旨味の秘密となります。

 「灘羊」の生育環境もまさに同じです。
ミネラルたっぷりの甘草を食べて育つ灘羊。カシミアと同様に上品な光沢とぬめりを持つ細い繊維が永年の使用により光沢を増してゆき、シルクにも優る輝きを放ちます。   

地図: MUNIの工房がある甘粛省の隣に広がる寧夏回族自治区

 

 靴を脱いで生活する日本人の生活において、カーペットをより快適にお使いいただけるよう、MUNIでは灘羊(タンヤン)のベビーウール(生後約3カ月)とオータムウール(成羊の秋に刈り取るウール)をブレンドしています。

オータムウールは春から夏にかけての豊富な草を食べ栄養に満ちた毛をつけることにより、スプリングウール(春に刈り取るウール)より弾力があり遊び毛が少ないのが特徴です。

2種類のウールをブレンドすることで、快適性のための柔らかさと、丈夫さの両方を追求しています。また、ウール本来の特性として空気を大量に含むため保温性が高く、汗や湿気を吸収しても表面がサラッとしているので夏も涼しく、一年を通して快適にお使いいただくことができるのです。

 このプレミアムウール灘羊(タンヤン)は現在ではヨーロッパの服地メーカーなどの買い付けはありますが、衣類ではなくカーペットに使用しているブランドは、ほかに例を見ません。

自然豊かな寧夏回族自治区で伸び伸びと育つ灘羊
弾力があり、長さのあるオータムウール

精練すると美しい光沢とぬめりを持った透明感のあるナチュラルホワイトウールになります


【最高の素材を手で紡ぐ】 
 Hand Spun Yarn

 素材と双璧をなして欠くことのできないのが、 “伝統の技”。
最高の素材・灘羊(タンヤン)は、職人の手により丁寧に紡がれています。
 手で紡いだ糸は機械で紡いだ紡績糸に比べて、縒(より)をかけるときに素材が受けるダメージが少なく、繊維どうしが互いにしっかり絡みつくので、摩擦に強く丈夫で弾力性に富んでいます。これにより、100年の使用に耐えうるカーペットとなります。
また、手紡ぎならではの特徴として、紡がれた糸に自然の太細が生まれ、それが織り上がったカーペットに独特の景色を加えます。

 熟練の職人たちによる手紡ぎの技。
この技は、清朝の衰退とともに失われていたため、卓越した技を持つ人物を探すところからのスタートが必要でした。今から30年前のことです。
ようやく探し当てたひとりの老婦人から伝承を受けた技が、現在の工房の職人たちに脈々と受け継がれているのです。

かつて手紡ぎの技を伝承してくれた老婦人

 MUNIの店頭に並ぶカーペットを見ながら、「30年前、失われていた技術を繋いでいなければ、現代には存在していなかったのだなぁ」と感慨深いものを感じます。
美術館のガラスケースのなかに、美術品として眺めるのみだったでしょう。
さまざまな運命をたどり、いまここにある、MUNIのカーペットたちです。
 
お店でもなかなかお伝えできないMUNIの魅力、お伝えできましたでしょうか?
最後までお読みくださりありがとうございました。

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Spice of Life No. 7

2021年3月15日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。

Spice of Life Vol.7では、陽の光を浴びながら過ごす「窓辺のひと時」の楽しみ方を、ご提案させていただきます。

皆様は、窓辺の空間を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
穏やかな陽光に恵まれるこれからの季節は、窓辺に1枚のカーペットを敷いて、お茶や読書、そしてまどろみの時間も、是非楽しんでくださいませ。
今回は、お日様の陽ざしが心地よい窓辺のシーンに、色々なサイズや色味のカーペットを設えたインテリアのイメージをお届けいたします。
空間づくりのご参考にしていただきながら、お楽しみください。

◆ コンパクトサイズ 61 x 122 cm での設え ◆

#1: Design No. 024
Size 61 x 122 cm
Price  JPY 300,300- (with tax)

とてもコンパクトなサイズ(61x122cm)での設えです。
こちらのサイズは、エントランスにも大変よくお使いいただいています。
そんな中でも、多くの方からお聞かせいただく楽しみ方は、お部屋の中のあちこちへと運び、「今居る“ここ”を心地よいスペースにする」というPOINT使いの喜びです。
どんな場所にもすっと運んでいけて、素敵なインテリアとなる、とても使いやすいサイズです。
No.024 の藍染めのブルーが、窓辺からの日差しを浴びて、キリっとした美しさを空間に運び込んでいるようです。

文様: 中央に守護神の「龍」・縁取りに豊かさと気品を表す「牡丹」

こちらから Design No.024の文様などのご紹介をより詳しくご覧いただけます

◆ ミドルサイズ1:91 x 152 cm での設え ◆

#2: Design No. 075A
Size 91 x 152 cm
Price  JPY 592,900- (with tax)

#1のDesign No.024 よりも、全体に一回り大きくなります。
こちらのサイズになりますと、パーソナルチェアの足元に敷いた場合でも、かなりゆったりと感じて頂けるようになります。

サイドテーブルがあれば、横に置いて、お好きなお茶や本を置くのも、素敵な時間の楽しみ方になりそうです。
窓の外の空の色から、時間の移り変わりを感じることも豊かな過ごし方でしょうね。
No.075A独特の、花々が乱舞するようなデザインは、インテリアの中に華やかさと楽しさを運び込んでくれるでしょう。

文様: 志の高さを表す「四君子」

こちらから Design No.075Aの文様などのご紹介をより詳しくご覧いただけます。


◆ ミドルサイズ2: 91 x 183 cm での設え ◆

#3: Design No. 088-1910
IMPERIAL LINE
Size 91 x 183 cm
Price  JPY 880,000- (with tax)

こちらのサイズは、#2のNo.075A よりも、さらに30cm 長くなりますので、足元はよりゆったりと心地よくなってまいります。
長さが 183 cm とたっぷりしてきますので、窓辺で心地よい日差しを浴びながら、床座になってそのまま寝転び、まどろみのひと時を楽しんでも良いですね。

No.088 は、MUNI CARPETSの中の特別なシリーズ・美術品として作られたIMPERIAL LINE の1枚です。美術館で鑑賞するのではなく、暮らしの中で生かすことで、その文化はつながって行きます。
No.088 の陽の光を浴びた瞬間の煌めきを、ARTを楽しむように、是非お楽しみください。

文様: 福を運び込む「蝙蝠」
こちらから、色々な文様の意味をご紹介した BLOGの記事をご覧いただけます。

◆ ビッグサイズ 137 x 198 cm での設え ◆

#4:Design No. 106
Size 137 x 198 cm
Price  JPY1,017,500- (with tax)

スッキリとした、幾何学文様のシンプルでシックな印象のカーペットです。

こちらのサイズは、例えば小さなお子様がいらっしゃる場合には、積み木やパズルをお持ちになって、また、大人だけの暮らしですと、それぞれのお好きなパーソナルチェアを持ち寄って、同じ空気の中、それぞれのしたいことを楽しんでも良いですね。
床座ですと、古来の日本の暮らし方の様に、お盆にお茶やコーヒーをお持ちになって一息つくのも素敵な過ごし方です。

No.106 の、すっとその場に溶け込むようなデザインは、窓からの日差しと溶け合って、軽やかな風を運び込むようなインテリアを作ってくれるでしょう。

文様: 魔よけの意味を持つ「方格花文」。 縁取りに命の水を運ぶ「雷」。


◆  お好きな色味とサイズは… ◆

今回ご紹介させていただきました設えのなかでは、皆様は、どのような色味の、どれくらいのサイズのカーペットで、窓際のインテリアを楽しみますか?
壁際に絵を飾るように、足元をカーペットで彩って、窓の光から自然を感じて、楽しい春をお楽しみください。

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カーペットにまつわる話~MUNIを生み出す工房~

2021年3月6日

MUNIでは、毎月2回のペースでメールマガジンをお届けしています。先日お送りした内容を紹介させていただきます。

【MUNI CARPETS news letter】では、MUNIのカーペット(ラグ)をより身近に、ご家族の一員のように感じていただけるような、カーペットにまつわる話・設えのアイデアなどをお届けしています。お忙しい日々の息抜きにお読みいただけましたら嬉しく存じます。

今回は「カーペットにまつわるお話 ~MUNI CARPETSを生み出す工房~」です。

カーペットにまつわるお話 
~MUNI CARPETSを生み出す工房~

【絹の道、シルクロード】

 「シルクロード」と聞いて何を思い浮かべますか?
平山郁夫さんの絵画でしょうか。
それとも、マルコ・ポーロの東方見聞録?
敦煌や莫高窟、万里の長城など、現地に行かれた方もいらっしゃるかも知れませんね。

1980年から1年間、『NHK特集 シルクロード〜絲綢之路』という番組が放送されました。
喜多郎さんの音楽、石坂浩二さんのナレーション。
悠久の時間を感じさせるエキゾチックな映像でした。
”シルクロード”ということばそのものが、桃源郷のような憧憬と、ロマンを抱かせる魅力を持っているように思います。

 シルクロードには、草原ルート、オアシスルート、マリンルートの3つのルートがあり、中国の西安(長安)とローマを結んでいました。
中国の特産物であった「絹」がローマへ運ばれ、中国には「金」がもたらされました。
絹だけでなく翡翠や瑪瑙といった宝石も運ばれ、また、野菜や果物などの食料品も行商され、様々な文化、様々な宗教の人々が行き交う東西の交易路であり、仏教も、この道を通ってインドから中国へと伝わったのです。

【MUNI CARPETSを生み出す工房】

 人、もの、文化が行き交った交易路シルクロードに位置する甘粛省(かんしゅくしょう)。その省都である蘭州に、MUNI CARPETSを生み出す工房「漢氈居(かんせんきょ)」はあります。
甘粛省はかつて、中国明・清朝時代に最高峰の絨毯を製作していた産地でした。

宮廷用の最上級の絨毯がこの地で華開いたのには、敦煌芸術に代表される西域の高い文化、 黄河上流域の豊かな自然に育まれた最高級の羊毛、そして植物染料の発色に大きな影響を与える祁連山脈からの雪解け水、、という様々な恵みがあったからこそです。

中国絨毯の聖地・甘粛省の歴史的背景、地理的条件を享受して、一度失われた古来の伝統文化と製法を現代に甦らせ、さらに今の私たちの暮らしに適うよう、技術やデザインをアップデートし、より洗練されたものへと進化させています。

当時を超える高品質な唯一無二の絨毯・MUNI CARPETSは、糸の紡ぎから染色、織りにいたるまですべて職人の卓越した手作業によって製作しています。

〈工房動画(3分/音声あり)〉
下の画像をクリックしてください。

 製品としてのMUNI CARPETSの向こう側に、シルクロードの光景や、のびのびと育つ羊の群れが見えてきませんか?

最後までお読みくださりありがとうございました。

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Spice of Life Vol. 6

2021年2月15日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。

Spice of life Vol.6では、お客様よりいただく、「あまり使っていない和室を、また楽しく使っていきたい」というご相談へ向けて、1つのアイディアをご紹介させて頂きます。  
愛着のあるご自宅の中で、いつの間にか使われなくなったお部屋は意外とあるのではないでしょうか。 そんなお部屋にこそ、1枚のカーペットを設えてみてはいかがでしょう。 その瞬間、空間が生き生きと呼吸を始めたような、とても心地よい空気が流れ込んできます。居心地の良い空間には、不思議と心と足が向かいます。 お部屋にカーペットを取り入れて、香り高いスパイスがお料理を豊かにするように、心が喜ぶ味わい深い空間を作ってみてはいかがでしょう。 

◆ 今回の空間イメージ ◆

今回は、10畳の和室に、座卓を設えて和の空気をそのまま生かした場合の空間と、テーブルセットを合わせてモダンにセッティングした場合の空間とで、ご紹介いたします。
敷きこむカーペットは3畳サイズ( 183 x 274 cm )です。

#1:座卓を置いて、和室の空気をそのまま生かした空間へ

カーペットを1枚取り入れることで、和室の硬さがぐっと和らぎます。
より心地よくなった空間は、自然と人の集う場所へとなってゆきます。

トラディショナルな佇まいの No.005 は、和の空間にとてもしっくりと馴染んでゆきます。
藍染めの青は空間を鮮やかに彩り、深いリラックスへと誘います。落ち着きと共にインスピレーションを与えてくれるこの「青」は、和室を鮮やかに彩ってゆくでしょう。

#2:テーブルセットを置いてモダンに

和室とテーブルセットとの組み合わせも、とても素敵です。カーペットを1枚取り入れることで、和と洋との境が無くなり、より自然でまとまりある空間を生み出します。

No.005 の落ち着いてシックな雰囲気は、軽やかな北欧の家具との組み合わせで、とてもモダンになります。テーブルセットを取り入れ視点が高くなった和室へは、足元に濃いめの色合いを敷きこむことで、空間全体の安定感も生み出します。


#1:座卓を置いて、和室の空気をそのまま生かした空間へ

とてもモダンな印象のNo.009B は、様式美が美しい和室の中へ、軽やかさを運び込みます。
丸い蓮花の文様がリズミカルにデザインされ、落ち着きと共に楽しさも感じさせてくれます。伸びやかな和モダンの空間を、楽しんでみてはいかがでしょう。

#2:テーブルセットを置いてモダンに

No.009B は、ピリッとした文様の濃紺が素敵です。
和室と家具との、明るいベージュを基調とした空間がぼやけてしまわない様、ポイントとしてエッジを効かせてくれます。
広がりを感じさせる素敵な空間を作ってゆくでしょう。

#1:座卓を置いて、和室の空気をそのまま生かした空間へ

端正な縁取りによってクラシカルな印象も持つ No.062 は、和の空間にもとてもよく合います。

全体の軽やかな色味と、シャープな幾何学文様の組み合わせは、クラシカルな格調高さと抜けるようなモダンさとが程よく調和しています。穏やかで清潔感のある、居心地のいい空間を作ってゆくでしょう。

#2:テーブルセットを置いてモダンに

No.062 の穏やかでモダンな空気感は、テーブルセットを合わせた場合も馴染みよく、スッキリとした空間を作ってゆきます。
お茶や語らいのひと時を、心地よく演出してくれるでしょう。

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カーペットにまつわるお話 ~文様のあれこれ~

2021年2月8日

MUNIでは、毎月2回のペースでメールマガジンをお届けしています。先日お送りした内容を紹介させていただきます。

みなさんはカーペットを選ぶとき、なにをポイントに選びますか?
デザイン?色?質感?家具との相性?それぞれですよね。

MUNIはカーペットを制作する上で、ルーツとする
クラシカル・チャイニーズ・ラグの文化と美意識を継承するとともに、
その文様に込められた古来のひとびとの願いや祈りもまた引き継いでいるのです。

今回は、カーペットに描かれているいくつかの代表的な文様をご紹介してまいります。

ようこそ、魅惑の文様の世界へ!

【龍】
りゅう/Dragon

龍は海や川などの水辺に棲み、大地に雨を降らせて豊かな実りをもたらしたり、洪水を防ぎ人々の命を守る「水の神」として崇められ、最高位の神獣として古来から信仰の対象とされています。また日本でも親しみのある「龍神さま」として、わたしたちを邪悪なものから護ってくれるとともに、願望の成就を助けてくれると言われています。龍神さまを守護神につけると無限の福をもたらし万事に最強だそうです。

【蝙蝠】
こうもり/Bat 

蝙蝠は「蝠」と「福」が同じ発音であることから、幸福を運んでくる動物として愛されてきました。老舗カステラ店のロゴマークにもなっていますね。

【瑞雲】
ずいうん/Happy clouds

雲は天と大地の中間にあり、古ではその形によって吉凶を占っていました。この雲の形は慶びのさきがけに現れるとされる吉祥文様です。雲は雨をもたらし、万物に恵みを与えること、また「雲」と「運」が同じ発音であることから、幸運のシンボルとされています。

【雷文】
らいもん/Thunder 

雷文は稲妻を表します。古では恵みの雨を天に願ったことから、稲妻は万物への恵みをもたらすという意味が込められています。アジアのみならず古代ギリシアやローマの建築にも見られる古代文様の代表的存在です。

【紗綾形】
さやがた/Repeated swastika 

古代では太陽を表し、吉祥万福が集まるところとされる文字「卍」。 
その文字を斜めに崩し、四端を伸ばして連鎖させた紗綾形は、途絶えることなくいつまでも、「不断長久」を意味する吉祥文です。

【盤長文】 
ばんちょうもん/Eternal knots 

盤長文は日本では「宝結び」、欧米では「エターナル・ノット」と呼ばれ、結び目がないことから永遠を表す文様として親しまれています。

【蓮】
はす/Lotus flowers 

蓮は花中の君子といわれ、高潔な人格の喩えとされています。また多くの実を実らせること、また「連」と同じ発音であることから、幸せな結婚と繁栄を願う文様とされてきました。仏教伝来後は、泥のなかから花を咲かせる姿から、清らかさの願いや現世からの救済の意味も持ちます。

【唐草】
からくさ/Arabesque 

唐草は蔓が絡まり伸びた意匠で、綿々と永続する無限の連なりを意味します。蓮や牡丹などの様々なモチーフと組み合わさり、幸せを表す意味の永続性を願った文様です。

お気に入りの文様はありましたでしょうか?
それぞれの文様の意味を知ると、
より深くカーペットをお楽しみいただけると思います。
身の回りにお気に入りの文様を取り入れて、
日々の暮らしの中でそっと心の後押しにしてみてはいかがでしょうか。

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