MUNI CARPETS

ご納品事例 Life with MUNI

2022年5月23日

先日、ご自宅のお玄関にタペストリーとして藍地の蓮花文様の御品をお求め頂いたT様。
とても素敵な笑顔のT様より、大変有難いお話を頂きました。

それは20数年前、MUNI倉敷店へお越し頂いた当時は学生でいらしたT様。
その際にご覧頂いた天然藍で染めた藍色とモダンな蓮花文様を、ずっとお忘れになることなく覚えておられました。

現在、風水をお勉強されていることがきっかけでカーペットをご検討され、真っ先に思い描かれたのが、MUNI倉敷店で当時ご覧頂いた藍色と蓮花文様のカーペットでした。

そして先日、20数年越しにMUNI倉敷店へご来店くださり、ずっと覚えて頂いていた藍地の蓮花文様の御品をお求め頂きました。

タペストリーとして、またフロアに敷いていただき、大変素敵にお設え頂いております。

お求め頂いた御品によって、T様の毎日がより一層心地よく豊かになりますと誠に幸甚に存じます。

風水では、お玄関は運気が出入りする場所だそうです。
良い気も悪い気も通るお玄関において、天然素材の絨毯は悪い気を取り払い良い気だけをご自宅に取り入れるという、風水上大変重要な効果があるそうです。

また、MUNI CARPETSの文様は全てが吉祥文様ですので、皆様も是非お玄関からたくさんの運気をご自宅へ招いてみてはいかがでしょうか。

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news letter vol.30 : 世界で愛される永遠のクラシック “Willow Pattern”

2022年5月1日

MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。

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今回は、カーペット話題から少し離れ、皆さまに人気のあるblue& whiteの陶磁器に見られる~Willow Pattern~ についてのおはなしです。

    “Willow Pattern(ウィローパターン)”と呼ばれる、染付けのお皿やティーカップを目にされたことがあるのではないかと思います。
実家にあったかも?という方も多いのではないでしょうか。  

 ”Willow Pattern”とは、楼閣、二羽の鳥、柳 (=willow)、まんじ型の垣根、橋、三人の人物、小舟などが配された図柄。その多くが染付(=blue)であることから、一般的に”Blue Willow(ブルーウィロー)”と呼ばれています。 

 その図柄はイギリスの古い詩に基づくなど諸説あり、そのひとつが、親が決めた相手との結婚から逃れた中国高級官吏(マンダリン)の娘が、高級官吏に仕えていた若い書記と駆け落ちする物語説。身分の違う恋に激怒した父に殺されたふたりをみじめに思った神が、ふたりをきじ鳩に生まれ変わらせた、というもの。その物語が描かれていると言われます。  

 ”Willow Pattern”は、欧米の審美眼を通した中国趣味「シノワズリ」を代表するパターンとして世界中で愛されていますが、図柄の発祥地は中国ではなくイギリスであり、いつ頃、誰の手によって案出されたのかは定かではありません。   

 1600年代初頭、中国・景徳鎮の陶器が東インド会社によりヨーロッパへ輸出されました。それらは当時のヨーロッパの王侯貴族の異国趣味に合致し、また、同時期のコーヒー・紅茶文化をも反映し、景徳鎮のカップ、ポット類は大いに人気を博しました。  

 しかし中国の政変の影響により景徳鎮陶器の売買が難しくなった時期がありました。明朝から清朝への王朝交代(1644 年に明が滅亡)がおこり、景徳鎮の製造がストップした時期です。そこで、ヨーロッパでもどうにかして作れないかとの試行錯誤から生まれたのが”Willow Pattern”なのです。1780年代のイギリスではMinton、Wedgwood、Spodeをはじめ多くの陶磁器メーカーがこぞって製作し、海を渡ってアメリカへ、そして日本へも渡ってきました。

日本でのWillow Pattern

 日本においては明治以前から”Willow Pattern”が作り始められていたと言われ、柳模様・柳絵手・柳皿・比翼の皿などとも呼ばれたそうです。

そして大正、昭和期には、多くの陶磁器製造会社が日本製の”Willow Pattern”を欧米向けに大量に輸出しました。 
そのなかのひとつNIKKO。旧加賀藩主・前田家など地元の有力者の出資を受けて1908年(明治41年)に「日本硬質陶器株式会社」として金沢の地で創業したメーカーで、つい最近まで「山水」という商品名で”Willow Pattern”を製造していました。それ以外のメーカーのものについては窯元が明記されず、作られた年代により「NIPPON」「JAPAN」という刻印があったり、刻印の無いものもあります。

 第二次世界大戦後のアメリカ占領下であった1947年から1952年の期間に日本で製造され輸出された商品は、(MADE IN) OCCUPIED JAPAN(オキュパイド・ジャパン:OJ)の刻印がGHQにより義務付けられていたため、この刻印のある”Willow Pattern”も見ることが出来ます。ひとくちに日本製と言っても、時代の変遷を見ることができるのも面白いところです。

Willow Patternが語る「永遠のクラシック」

 かつての欧米から見た東洋の美への憧憬「シノワズリ」を代表する”Willow Pattern”は、いま見ても新鮮で魅力的です。
ここで注目すべきは、物語の内容や、どこの国が発祥かということよりも、「シノワズリ」を代表するこのパターンが、何百年にわたり世界中の人々を魅了し続けているという点です。

そして「シノワズリ」というスタイル自体も、一時的なブームではなく「永遠のクラシック」としてその人気は脈々と続いています。
あのオバマ大統領時代のホワイトハウスのインテリアデザインを手がけたマイケル S. スミス氏をはじめ、世界中のインテリアデザイナーたちによって、「シノワズリ」はハイスタイル・インテリアのスタンダードとして取り入れられています。

 私共MUNIは、そうした洗練された「シノワズリ」に欠かすことのできないフレーバーを、MUNI CARPETSを通して30年にわたり、皆さまにお届けしています。

ザ・スパイス・オブ・シノワズリ MUNI CARPETS。
空間を引き立て、皆さまを優雅に包み込みます。

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【カーペットのご紹介】サファイアブルー・ラグ

2022年4月10日

MUNI南青山本店スタッフです。

本日は、潔く一色のみで織り上げた、サファイアブルーのカーペットのご紹介です。

藍無地のカーペットを何色かお作りしている中で、
サファイアブルーのラグが久々に入荷してまいりました。

いつもの居場所に敷いて、その上で足を伸ばして寛ぎたくなる。
天然藍の豊かな色彩の中に身を委ねて深呼吸したくなるような、ココロにも身体にも馴染む一枚です。

御品は、現在MUNI南青山本店にて展示中です。
是非ご覧にお越しください。

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■商品詳細■
Size 91x152cm
Design No.052(803)
PRICE 506,000円(税込価格)
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商品のお問合せ先>MUNI南青山本店
℡03-5414-1362 mail gallery@muni.co.jp

(※在庫は変動する可能性がございます。詳細はお問い合わせ下さいませ。)

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<MUNI南青山本店よりお知らせ>

今月2回にわたって予定しております、「売りませんDAY」では
”MUNI BLUE”を大特集した設えでお迎えいたします。

明るいライトブルーから黒に近いミッドナイトブルーまで、様々な色幅のあるMUNI BLUE。
冬を越えて日差しの強まる今の時期は、藍色が一番美しく映える季節です!
是非お誘いあわせの上、お越しください。

MUNI南青山本店「売りませんDAY」
 住所:港区南青山4-1-15 ベルテ南青山102
 電話:03-5414-1362
 
 日時:4月14日(木)・24日(日)11~18時
 ご予約不要、出入り自由
 (混み合った場合、感染予防のため入場制限させて頂く可能性がございます。)

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ゴールデンウイークの営業について

2022年4月9日

平素よりMUNI CARPETSをご愛顧賜り、誠に有難うございます。
本年のゴールデンウィークは、以下のように営業いたします。

 2022年5月3日(火・憲法記念日) 
   南青山本店・倉敷本社店 営業
   FC広島店 休業
 2022年5月6日(金)
   南青山本店・倉敷本社店 振替休業
   FC広島店 営業

店舗ごとに休業日が異なりますので、ご注意ください。

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

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【カーペットのご紹介】藍色に引き込まれる市松文様のハーフランナー

2022年4月3日

MUNI南青山本店スタッフです。
先月27日の売りませんDAYでは、沢山の方にお目にかかることができました。
ご来店、誠にありがとうございます。

前回のテーマに引き続き、本日もハーフランナーを一枚ご紹介させていただきます!

古典柄でありながら、究極のシンプルさが時代を問わず人気の市松文様。
その市松文様をMUNIならではの藍濃淡で織り上げた、ハーフランナーです。

今回、アンティークの明の椅子2脚を、ハーフランナーを中心に向かい合わせる形で合わせました。
細長いサイズの敷物が、視覚的に椅子と花台をひとつのゾーンにまとめ、
すっきりと印象的なコーナーが完成しています。

窓際の格子などオリエンタルな要素が強い組み合わせに、
モダンな藍色の市松文を足下に加えることで輝きだす、時代や国を問わないボーダレスな魅力。
ミッドナイトブルーとロイヤルブルーの2トーンが、控えめながらどこかミステリアスな雰囲気です。

お部屋のちょっとした一角や使い切れていないデッドスペースを有効に、
手軽に楽しく空間演出できる藍色のハーフランナー。
現在、MUNI南青山本店で展示中です。
是非一度ご覧にお越しください。
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■商品詳細■
Size 70x183cm
Design No.045A
PRICE 468,600円(税込価格)
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商品のお問合せ先>MUNI南青山本店
℡03-5414-1362 mail gallery@muni.co.jp

(※在庫は変動する可能性がございます。詳細はお問い合わせ下さいませ。)

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news letter vol.29 : MUNI CARPETSの “惹きつけるデザイン”の秘密とは?

2022年4月1日

MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。

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 MUNI CARPETSはカーペットを制作する上で、世界的にも貴重である中国の明朝〜清朝初期(16〜18世紀)に宮廷のために作られたクラシカル・チャイニーズ・ラグの文化と美意識を現代に継承するとともに、その文様に込められた古来のひとびとの願いや祈りもまた引き継いでいます。それは私共の誇りとするところでもあります。

そして、お店に来られるお客様にはよく「デザインが素敵ですね!」とお褒めいただきます。
どんなに歴史的価値があり、どんなに素晴らしい素材を使い、どんなに優れた技で作られていたとしても、
そこに【惹きつけるデザイン】がなければ、自分の空間に取り入れたいとは思わないでしょう。


~惹きつけるデザイン~

守 破 離 しゅはり

〝守破離“は、剣道や茶道などで、修業における段階を示したことばです。
どこかでお聞きになったたことがあるのではないかと思います。

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えからも良いものを取り入れ心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「守り尽くして破るとも離るるとても、もとを忘るな」を引用したものとされています。

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 MUNIにおける「守」は、「東洋の美の源流」である中国で生まれた、クラシカル・チャイニーズ・ラグの文化と美意識、文様。
ここにオーナー・楠戸の日本人の感性によるフィルターがかかることにより、明の時代に生まれたアンティーク作品をふるいにかけ、さらに文様ひとつひとつを選別し、楠戸の目に叶うものだけを編集(音楽でいうサンプリング)してオリジナルをより昇華させ(=「破」)、
オリジナルとは良い意味で似て非なるMUNI CARPETSという新たなものを生み出す(=「離」)。しかし決してオリジナルを忘れることはない。
最後の、「もとを忘るな」というのが重要なところであり、今までもこれからも見失ってはいけない部分です。  

 この在り方がMUNIのデザインをMUNIたらしめ、一般的な中国段通やペルシャ絨毯など中東の他のカーペットとの違いと言える点であるように思います。

 そのまま海外から輸入されたものではなく、日本人である楠戸の目によって本物の美を追求し生み出された作品は、「なんか気持ちに馴染む」「どんなインテリアにも合う」というお声も伺います。  

 この美を追求するためのフィルターは、言い換えれば、素材の味を損ねず、前面に出ないながらも素材の良さを最大限に引き出すスパイスのように随所に効いています。

美は細部に宿る

  MUNI CARPETSの全てのデザインは楠戸が立案・デザインし、工房の下絵師が実物大の下絵を方眼紙に手描きで制作します。カーペットの1目ともなる方眼紙の1目は3mmであり、その方眼に沿って描かれます。  
あがってきた下絵を、楠戸自身が細部にわたって確認し、何度も修正しながら完成させます。

 例えば、上の写真にある、方眼紙に描かれた唐草の弦の先端。
修正を重ねて完成した曲線には、先端にまで神経が行き渡るバレリーナの指先のように、命が吹き込まれます。
そして、そのように描かれた唐草は、方眼の1目単位で織ったのでは滑らかな曲線に仕上がらないため、0.5目単位で織っていきます。

 ほとんどわからないくらいの、もしくは、そこまでするの?というこだわり。
かつ、0.5目単位というのは職人泣かせのオーダーであり、熟練の職人にしかできない技巧なのですが、その小さなこだわりが、野暮な仕上がりとなるか、シャープとなるかを大きく分かちます。
伝統的なデザインをただ描くのではなく、いかに生き生きと描くかは、楠戸が常にこだわっているポイントです。
唐草も、優雅に舞う蝶も、まるで動きだしそうに見えませんか?


透明感と洗練を加える色

 どの色の糸を使うか?これも楠戸のこだわるポイントです。
下の黄色地のラグには、ターコイズブルーのラインを一本入れています。この色が入ることで、伝統的な文様に透明感と抜け感が加わり、全体として洗練されたモダンな仕上がりとなっているのです。

 次は、こちらのTの形をした雷文にご注目ください。
濃いブルー、薄いブルーの隣に細い白い線がすっと一本入っているのがご覧になれますか?この、判るか判らないかくらいの白い線が入るだけでT字の雷文が浮かびあがります。

 同じ系統の糸でも何段階もの色があります。
糸の段階ではほとんど差が判らないのですが、織りあがりを想像し、ひとつの花の中にグラデーションをつけ、奥行をつくる。そんなこだわりも欠かせません。

  「そんなこだわり、気づかなかった!」そう仰って頂けたら、、、制作者冥利につきます。 
「伝統的なのに新しいよね」「理由はわからないけれど、なんか好き!なぜか惹かれる」そう思っていただけるために、これからもデザインへのこだわりは続きます。


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【カーペットのご紹介】ご存知ですか?ハーフランナー

2022年3月25日

70x183cm。細長い、すっきりしたサイズが魅力のハーフランナー。

横長に置いて、ワイド感を楽しみ、
縦長に置いて、奥行感を楽しめる
スマートサイズのカーペットです。

廊下敷き、ソファの足下はもちろん、お部屋のちょっとしたスペースを
より有効に広がりのある感覚で設えることができ、「使いやすい」とご好評いただいています。

MUNI南青山本店では、今週末27日(日)の「売りませんDAY」にて
このハーフランナーを大特集してお届け致します。

どんな使い方ができるのか、お部屋ごとの使い方もご紹介いたしますので、
ご質問があればスタッフにお気軽にお尋ねください。

青山霊園の桜も咲き始めました。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

MUNI南青山本店「売りませんDAY」
 住所:港区南青山4-1-15 ベルテ南青山102
 電話:03-5414-1362
 
 日時:3月27日(日) 11~18時
 ご予約不要、出入り自由
 (混み合った場合、感染予防のため入場制限させて頂く可能性がございます。)

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シミ取りワークショップ開催のお知らせ_MUNI南青山本店&MUNI倉敷本社店

2022年3月23日

コーヒー、ワインなど ”何かこぼしてしまったらどうしたらよいですか?”
また、ペットの粗相のときは…?

ご購入前そしてお求めの後も、皆さまの最大のご心配事ですよね。

ご自宅で快適で安心したカーペットライフをお過ごしいただけるよう、
シミ取りの基本的なコツをわかりやすくお伝えいたします。
MUNIのカーペットをお使いの方も、これからの購入をご検討の方もお気軽にご参加ください。

4月は皆様のお声をいただき、MUNI倉敷本社店でも同日開催いたします!
引き続き少人数の完全予約制で、店内の換気と感染予防対策を徹底した上で行わせていただきます。
どうぞ安心してお越しくださいませ。
お申込み、心よりお待ちしております。


Maintenance Workshop 〜自分でお手入れできると安心!〜
◆完全予約制(定員あり)
◆開催日時 2022年4月21日(木)13:30〜14:30
◆お申し込みの際には、各店舗に直接ご連絡ください。
 MUNI南青山本店
  連絡先 TEL / 03-5414-1362 e-mail / gallery@muni.co.jp
 MUNI倉敷本社店
  連絡先 TEL/086-426-6226 e-mail / mail@muni.co.jp

※日程の合わない方は、各店にご相談ください。

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【カーペットのご紹介】新しい門出へ…爽やかなMUNIブルーのエントランスラグ

2022年3月20日

三寒四温の季節
MUNI南青山本店近くの青山霊園の桜の木は既に蕾が膨らみ、もうすぐ開花しそうです。
時期的に、お引越しを控えられているかたも多いのではないでしょうか?
今日は、そんな節目のシーズンにふさわしい、
明るいMUNIブルーのスモールカーペットをご紹介致します。

ライトブルーの濃淡で描かれた、マオターシュエ(猫踏雪:雪の上についた猫の足跡)
フィールドのぷっくりした花模様を猫の足跡に見立てた、とても愛らしく楽しい気持ちになれるデザインです。

大きさは61x122cm、すっきりした縦長サイズ。
明るいオークや明色の大理石の床などに敷くと、清涼感溢れる爽やかな雰囲気に。
反対に、ウォルナットなどの濃い茶色の床などに敷くと、
水色の透明感が際立ち、落ち着いた優しいイメージになります。

お家を出る時、または帰る時に、
こんな優しいカーペットが玄関にあれば 一日がもっと素敵に過ごせそうですね!

MUNI南青山本店ではこの他にも、暮らしがより快適で楽しくなるようなデザインを豊富にご用意しております。
今後も続々入荷予定です!
青山霊園のお花見がてら、是非お気軽にご覧にお越しください。
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■商品詳細■
Size 61x122cm
Design No.047B
PRICE 286,000円(税込価格)
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お問合せ先>MUNI南青山本店
℡03-5414-1362 mail gallery@muni.co.jp

(※在庫は変動する可能性がございます。詳細はお問い合わせ下さいませ。)

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news letter vol.28 : 幸福の使い こうもり

2022年3月2日

MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。

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 先日来店された7歳のお客様が、「あっ、バットマンがいるっ!」と仰いました。
そうなんです、MUNIには、正義の味方ならぬ幸福の使いである、こうもり(バット/bat)モチーフのラグがいくつかあります。

 今回は、日本でも企業のロゴマークや家紋などに使われている吉祥紋である「こうもり文様」についてのお話です。

 個人的には、都会での日常生活のなかであまり見かけない気がするのですが、こうもりは南極大陸以外の全大陸と海洋島に分布し、世界中で約1000種が棲息しているそうです。

世界各地での「こうもり文様」をご紹介していきましょう。

 まず最初はこちらから。カリブ海に浮かぶ国キューバでは、こうもりが健康、富、家族の団結などをもたらすと古くから信じられており、同地で創業した世界的ラム酒メーカー「バカルディ社」のロゴマークに、こうもりが採用されています。
創業者の奥様が、ラムの原料、サトウキビの香りに引き寄せられて蒸留所に棲みついていたフルーツこうもりを発見。幸福や健康の象徴であったこうもりが、バカルディ・ラムの“顔”にふさわしいと採用したのだそうです。

出典: Bacardi社ホームページ

 そして中国では、中国語で「こうもり(蝙蝠)」 (biānfú) の音が「福が偏り来る」を意味する「偏福」 (biānfú) に通じるため、幸運を運んでくる動物として愛されてきました。100年以上生きたネズミがこうもりになるという伝説もあり、長寿のシンボルでもあります。とりわけ、赤(紅)い蝙蝠は、「紅」と「洪」の音が同じことから、洪れる(あふれる)ほどの幸福=「洪福」(hóngfú)を意味し、磁器などの図柄によく見られます。

出典: 東京国立博物館 特別展『吉祥-中国美術にこめられた意味』図録

 

 日本でも、西洋よりも中国の影響を強く受けていた明治中期ごろまでは、縁起の良い動物として企業のロゴマークや家紋などに使われていました。川辺や橋の下などに住んでいるため「川守」と呼ばれることもあったようです。 中国と交易が盛んだった長崎発祥の老舗カステラ店福砂屋さんのロゴマークにもなっていますね。こちらをご覧になった方は多いと思います。

出典: 福砂屋ホームページ

 また、日本石油(現ENEOS)さんは、1888年(明治21年)の創業時、創立記念式典の会場内に一羽の蝙蝠(こうもり)が舞い込んで来たことから、「日本」の文字を蝙蝠に模してデザインしたマークを商標とし、「蝙蝠印石油」の商品名で製品販売を行っていました。
これをご記憶の方は、、、かなりマニアックかも知れません。

出典: ENEOS facebook

 様々に取り入れられているこうもり文様をご紹介いたしましたが、ご覧になったことのあるものはありましたか?

こうもりは夜行性なので、気が付かないだけで、、実は身近にいるのかもしれませんね。  

折しも、3月11日にバットマンの新しい映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が公開されるそうです。
映画や映画の宣伝をご覧になったときにMUNIのラグに遊ぶ蝙蝠たちをちらりと思い出して頂けたら嬉しいです。  

また、ご自身の家紋が「こうもり紋」の方や、身近な「こうもり文様」情報がございましたら、是非ともMUNI南青山店までお寄せください(笑)。お待ちしております!


■「文様のあれこれ」vol.1およびvol.2のアーカイブはこちらから。
Vol.1  https://muni.co.jp/blog/4220/
Vol.2  https://muni.co.jp/blog/5466/

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