MUNI 投稿記事一覧
news letter vol.41 : “MUNI”というスタイル
2023年4月1日
MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
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1930年代、世界の文化の中心であったパリやニューヨークで、新たなインテリアスタイルが誕生しました。
西洋のモダニズムと究極の東洋の伝統美であるクラシカル・チャイニーズ・ラグが融合したそれは、ハイエンドな人々によってより洗練されたものへと昇華され、瞬く間に世界へと広がり、現代にも続くラグジュアリーなインテリアスタイルとなっていったのです。
彼らの個性が最も表現された自宅(サロン)は、カルチャーの交流の場でもありました。
そこに配する全てがこだわりのもとに選ばれ、その演出への知識は当然の嗜(たしな)みだったのです。サロンに通された客人はまず家具を眺め、壁面の絵画、そして床に敷かれた手織り絨毯を鑑賞しました。
遠く離れた東洋から到来した誰も見たことのない美しい中国の絨毯は、最高のしつらえへの究極の仕上げだったのです。
そんな、東洋が持つ最上の伝統美とモダンを融合した、新しく洗練されたインテリアスタイルを現代に具現化した空間が、MUNI CARPETSの店舗。
東洋、西洋、アンティークやモダンなものをミックスしたエクレクティック(折衷)スタイルの店内です。
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ご来店くださるお客様は、カーペット以外にも、李朝膳やアンティークの器、花入れやインテリア関連の蔵書など、“お店の雰囲気そのもの”=「MUNI style」を愉しんで下さいます。
私共も「MUNI style」に共感してくださることがとても嬉しく、組み合わせやレイアウトの仕方をはじめ、 家具のブランドや作家さん、また、普段は入りづらい古美術店の気さくなご主人など、インテリアエッセンスをご紹介させていただいています。
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ちょっとしたアイデアをご自宅に取り入れるだけで空間にスパイスが加わり、居心地良い、ずっと居たくなる、大好きな空間になること間違いありません。
ご来店の際は、カーペットについてはもちろん、それ以外のご質問も大歓迎です!
気になられるアイテムがありましたら、なんなりとご質問ください。
皆さまのくらしを彩るお手伝いをさせて頂きます。
春暖の候、是非、「MUNI style」を愉しみにいらしてください。
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3月 祝日の営業について
2023年3月6日
news letter vol.40 : MUNI CARPETSのBlue & White
2023年3月1日
MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
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様々な魅力的な色が存在する中、季節感やトレンドに左右されない、普遍的な色があります。
その代表格が、Blue & White。
17世紀に中国から青花(チンホァ)の陶磁器がヨーロッパに伝わることによって、その美しさと、エレガントな佇まいと東洋への憧れも纏い、王侯貴族のステイタスシンボルとなり、それはただ色としてだけではなく、スタイルとして世界中に広がりました。そして現代でも世界中の憧れでもあり、普遍的な配色・スタイルとしてインテリアやファッションに影響を与え続けています。
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その青絵付けの磁器のようにラグジュアリーで繊細な、MUNI CARPETSのBlue & Whiteの世界。そのカーペットは、どのようにして生まれて来るのでしょう。改めてその奥深さと魅力に迫ります。
|MUNI CARPETSを象徴する色: Blue
お客様から「MUNIさんだったら藍色よね!」とおっしゃっていただけるほどMUNIの“Blue”は象徴的な色で、私どもにとっても創業以来最もこだわり抜いた色でもあります。
そのMUNIの“Blue”は、他ならぬ天然の藍から生まれるBlueなのです。
藍甕で発酵させた天然藍で染めこんだ深みある美しい色を、私どもは誇りを込めて『MUNI BLUE』と呼んでいます。
染料となる藍は、馬藍(マーラン)と呼ばれるキツネノマゴ科の藍で、契約農家によってMUNI(漢氈居)専用の畑で大切に栽培されています。藍葉の新芽の部分だけを摘み取り、今では希少となった古来の製法「沈殿法」でその色素を抽出します。
その後、沈殿藍は工房に運ばれ、化学薬品ではなく酒や麩(ふすま)を使う古来の製法により、実際に染められる状態になるよう、自然発酵させる製法、即ち藍建て(あいだて)を行います。
甕覗(かめのぞき)のように淡くはかない水色ムーンライトブルーから、鉄紺(てつこん)の様な深く華やかな藍色ミッドナイトブルーまで様々なトーンのBlueを染め分けるのは、中国・蘭州にあるMUNI CARPETSの工房『漢氈居(かんせんきょ)』の職人たちによる、長年の経験と熟練した仕事の成せる技なのです。
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手間と時間をかけて作られた藍(染料)で染めこまれたウールは、藍特有の深い香りをほのかに放ち、酸素に触れるほどにその色は円熟みを増していきます。
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|MUNI CARPETSのWhite
全てのMUNI CARPESのベースとなる、ナチュラルホワイトウールは、かつて宮廷絨毯に用いられた、世界でも大変希少な最上級のウール・灘羊(タンヤン)のもの。
その昔は塩池であったこのエリアに自生する甘草(かんぞう)を食むことによって蓄えた美しい羊毛は、繊維が細く長い、カシミアグレードの15ミクロン以下。
しかも、光を反射してキラキラときらめくほどの透明感があり、繊維に含まれる油分が大変上質なため独特のしっとりとしたぬめり感があります。
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MUNIでは、春から夏にかけてミネラル分たっぷりの草を食み蓄えたウールを秋に刈り取る成羊のオータムウールと、生後3ヶ月ほどの仔羊のベビーウールとを漉き込んでいます。羊毛は一般的には春と秋の2回刈り取りますが、春ウールより油分を含み切れにくく、艶やかで美しいのが秋ウールなのです。
そのデリケートなウールの絨維を傷めないよう職人の手で1本1本手紡ぎし、繊細さと腰の強さを持ったMUNIだけの、しなやかで強靭なナチュラルホワイトウールの毛糸に仕上げていきます。
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|MUNI CARPETSのBlue & White
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台北國立故宮博物院蔵
芸術文化が花開いた明代の中国では、青花(チンホァ)と呼ばれるBlueとWhiteのみでデザインされた美術品が花開き、その潔く繊細でエレガントな佇まいは貴族達の寵愛を受け、絨毯はもちろん景徳鎮などの陶磁器の世界においても表現方法が確立されました。
西洋の人々は、意匠の素晴らしさと共に、その文様の中に込められている願いや祈りといった精神世界の豊かさに深い感銘と憧れを持ちます。そしてやがてそれぞれの国で、マイセン、リチャード・ジノリ、ウェッジウッドなどBlue & Whiteの配色の陶磁器が生み出されていくこととなります。
東洋独特の精神性や文化の豊かさが世界の芸術文化に与えた影響の大きさは、はかり知れません。
MUNI CARPETSが制作する、MUNI BLUEとナチュラルホワイトとの比類ないコンビネーションで織り上げた絨毯は、まるで陶磁器のように繊細な美しさを持っています。
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思い描いたイメージをデッサンし、そのイメージを損なわない様にデザインに起こし織り上げる為、図案のひと目ひと目を緻密に設計していきます。
その設計図は、天然素材本来の自然な美しさと力強さ、そして制作する熟練した職人たちの技によって、繊細で堅牢な美術工芸品として完成します。
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ご納品事例 Life with MUNI”懐かしい記憶に重なるカーペット”
2023年2月16日
以前からMUNI南青山本店の前をよく通られていたH様。
実はお仕事で5年ほど中国に住まれたことがあり、外側から覗いたMUNIのデザインに
懐かしさと親しみを感じられていたそうです。
意を決して当店に初めてお越しくださったとき、出会ったのは
蓮の花の意匠がいっぱいに描かれたインペリアルラインのカーペットでした。
ブルー&ブラウンがカラフルな、幾何学柄の楽しいデザインは、
敦煌から西安までの思い出深い旅路で見た壁画のイメージに、ぴったり重なったそうです。
また、中国の宮廷絨毯にルーツを持つMUNIのオリジンから、
天然素材と手仕事にこだわった制作過程にも深く共感してくださり、ご自宅に迎えていただけることになりました。
お仕事で日々忙しくされながら、
「お家で迎えてくれるMUNIのカーペットに癒されています」とお話しくださったH様。
ベッドの上からきれいな模様を眺めたり、
ラグの上でお茶とチョコレートを楽しんだり…帰宅後の時間が充実したことを教えていただきました。
H様、あらためてこのたびは本当にありがとうございました!
またお話をお聞きできますことを、今から楽しみにしております。
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ご納品事例 Life with MUNI “時間から解放される空間”
2023年2月11日
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整然と並んだ文学全集の蔵書を所有されるK様。
20年以上前から、ご自宅をお求めの暁にはMUNIをとお想いくださっており、
お引越しの翌週にご来店くださいました。
明るいトーンのメイプルの床を活かして、明るいお部屋にしたいと仰るK様がお選びになったのは、
藍色の蓮丸文がリズミカルなベージュ地のカーペット。
MUNIと言えば藍、ということで藍色地も候補に挙げられましたが
長く使っても景色のように馴染むのはこの色かなと、最終的にベージュ地にされました。
「広くない部屋ですが、カーペットを敷くことで生活空間が広がりました」
とK様。
“物理的な空間(たてx 横x高さによる空間)”とは別軸の、
“実際に生活する空間”が広がった、というご表現が斬新で印象的でした。
概念としては理解していたことですが、ことばにして改めて教えて頂いた思いです。
ご自宅のお写真とともに、
「床に溶け込みつつ確かな存在感があります。
絵も手元に置くと持ち主と一緒に育っていく感覚がありますが、カーペットも同じなのでしょうね。」
という、K様らしい、豊かでしなやかな文学的表現をお送り下さいました。
「最近はカーペットでまどろむようになってしまいました。
気づけば深夜になっていることもあり、いささか危険な日々を送っています。」
という微笑ましいコメントも。
ご納品直後から、旧友のように馴染んでくださっているご様子が伝わってきます。
是非、御身体冷やさぬように!お愉しみください。
ご納品事例 Life with MUNI
2023年2月6日
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この度、最初のご来店から約20年の時を経て、静謐で洗練されたお玄関へモダンな蓮唐草文様が特徴的なカーペットをお選びくださったH様。
明代特有の生命力溢れる蓮唐草文様を取り入れることによって、より一層優美な空間を作り上げてくださいました。
お玄関をただ綺麗に整えるのではなく、その奥へと続くお部屋までの繋がりや、お迎えするお客様のことを深く考え大切になさるお心遣いが、そのままお玄関の美しさへと昇華されているように感じます。
そんなH様より、「中東の絨毯とは異なる配色やデザイン性が、日本家屋と非常に親和性が高い。素材のウールが良いせいか、絨毯としてのクオリティも申し分なく、足を踏み入れた者を特別な気分にさせてくれる」との有難いご感想を頂戴いたしました。
蓮唐草文様には、“永遠の幸せ”への願いが込められています。 H様ならびに、H様に関わるすべての方に“永遠の幸せ”が訪れますよう、心より願っております。
イベントのご案内__HAPPY SYMBOLS
2023年2月1日
news letter vol.39 : “We bring you happiness”
2023年2月1日
MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
過去のアーカイブはこちらから
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MUNI CARPETSには、さまざまな吉祥文様が織り込まれています。
「デザイン性」に加え、「吉祥文様」としての意味合いを、これまでもお客様にお伝えしてきておりましたが、「文様」の持つ力、ひとに与える不思議な力、背中をそっと押してくれる力強い存在のようなものをこのところとみに感じています。
幸福=happinessをもたらしてくれるのが吉祥文様ですが、その文様の織り込まれたカーペットを暮らしのなかに取り入れることにより、お客様から数々の嬉しいご感想を頂戴します。
・空間のスパイスとしての満足感、
・芸術品を部屋に取り入れた喜び、
・身体を預けたときの快適さ、
・ご家族の集う場所が生まれた、
・疲れて帰宅したときに癒してくれる場所ができた、
・住空間が広がった、
・朝・晩、お玄関を通るたびに文様にパワーをもらっている、
・愛らしい文様を見ると心が和む、
などなど、「モノ」を超えた存在としての「何か」を感じて頂いています。
インテリアとしての価値にとどまらず、インテリアの先にある、皆さま百人百様の
「幸福=happiness」をご提供することを社員ひとりひとりの願いとして、
2023年、MUNIは、年間キャッチフレーズを策定致しました。
We
bring you
happiness.
皆さまにお愉しみ頂けるイベントの企画や、SNSを通じて、
ひとりでも多くの皆さまの”happiness”を願い、
2023年もMUNIは皆さまに寄り添ってまいります。
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MUNI CARPETSの工房「漢氈居かんせんきょ」から写真が届きました。
2023年1月15日
幸運を呼びこむポストカードプレゼントします!
2023年1月13日