MUNI CARPETS

MUNI 投稿記事一覧

MUNI倉敷本社店 定休日変更のお知らせ

2021年5月23日

平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、2021年6月より下記のとおり定休日が変更となりますのでご案内申し上げます。
何かとご不便をおかけいたしますが、何とぞご了承いただけますようお願い申し上げます。

現在    毎週 火曜日
変更後   毎週 火 , 水曜日 (2021年6月より)

南青山本店は水曜日も引き続き営業しておりますので、急用の方はMUNI南青山本店 03-5414-1362までご連絡いただけますようお願い申し上げます。

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納品事例 F様邸

2021年5月21日

ちょうど一年前、ライトブルー地の花蝶文様のラグをお求め下さったF様。
久しぶりにご連絡くださり、近況と共に写真を送ってくださいました。

お持ちの61x122cmサイズは、簡単に持ち運びできて模様替えを楽しめる、気軽で便利なサイズ。
F様も定位置を決めず、折々に好きな場所に敷かれて楽しんでいらっしゃいます。

「今年の初夏は庭の一角にヤマシャクナゲが見事に咲き誇っている場所が

ありましたので、その場所が見渡せる特等席に敷いています。

大好きな景色見ながら、大好きなカーペットに座り時間を過ごす

コロナ禍ではありますが、心安らぐ時間が過ごせています。」
と、嬉しい言葉を寄せてくださったF様。


こうしたお客様の声に、いつも励まされて元気を頂いています。
状況が落ち着いて、またMUNIへお越し頂ける日を今から心待ちにしているこの頃です。

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MUNI倉敷本社店からのお知らせ

2021年5月16日

岡山県での緊急事態宣言の実施期間中における対策といたしまして、MUNI倉敷本社店では引き続き、アルコール消毒、検温、換気、お客様お一組ごとでのご案内などの感染対策を徹底的に行ってまいります。

なお、下記よりご来店のご予約をいただけますと、よりスムースにご案内させていただきます。

何卒、感染対策へのご協力をお願い申し上げます。

ご予約はこちらから承ります。

■MUNI倉敷本社店
TEL. 086-426-6226
E-Mail. mail@muni.co.jp

 

 

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news letter vol.17: Spice of Life ~あなたの時間にときめきを~ ⑨

2021年5月15日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。

Spice of Life ⑨では、「モダンシノワズリ」をテーマにお届けいたします。

シノワズリとは … 17世紀中頃~18世紀にヨーロッパで流行した、中国趣味の様式。
それは、単に『中国風』をいうのではなく、『西洋の審美眼を通したもの』を指します。そのどこまでも優美で幻想的な姿に、ヨーロッパの人々は遠い東洋の国への憧れをいだき、その思いを絵画や陶磁器、そして家具へと投影したのです。
そして20世紀初頭。清王朝が滅ぶと共に、宮廷への献上品であったクラシカル・チャイニーズラグは西洋へともたらされました。そのクラシカル・チャイニーズ・ラグは、当時興ったアールヌーボーやアールデコ様式など、より先進的なインテリアと出会い、「モダンシノワズリ」というインテリアスタイルとして、世界へと広まって行ったのです。

MUNI が提案する「モダンシノワズリ」は、デコラティブではなく、むしろ整然としてすっきりとした空間です。
東洋の豊かな精神性と美意識が、西洋のモダニズムと融合し、今の私たちの暮らしを奥深く豊かに演出して行きます。


◆ 空間のイメージ ◆

今回のイメージは、大きなスクリーンのあるシアタールームです。
左の壁面から右のスクリーンまでは、おおよそ 5 m 程、お部屋の奥行きは、8m 程の空間です。
カーペットは、213 x 305 cm :ブルー&ホワイトを基調としたエレガントな配色で合わせました。
このスッキリとしたシャープな空間に、1枚の MUNI CARPETS を設えてみましょう。
そこには上質なシノワズリの香りが漂い、心も喜びいつまでも居たくなる空間へとなることでしょう。

◆ #1 丸い蓮花文様が象徴的な No.010 ◆

藍染のブルーが陶磁器のようにキリリと美しい、No.010 を設えてみます。

とてもシャープで華やかな印象が運び込まれました。
縁取りの唐草文様が、東洋的な「エレガンス」を空間に運び込み、モダンシノワズリが生み出す上質な空気感を
大いにお楽しみいただけることでしょう。
カーペットを設えることで不思議と空間が広く感じるところも、楽しみの1つです。

◆ #2 クラシカルで上質な空間を作り上げる No.040C ◆

MUNI の制作するカーペットの中の特別なライン、IMPERIAL LINE から、No.040C を設えてみました。

その魅力は、優しい佇まいの中に、クラシカルな重厚感を感じるところです。
このカーペットのメインとなるモチーフ、蓮唐草文様は、モダンな空間の中へまるで命を吹き込むように、
ダイナミックな美しさを演出します。クラシックなデザインだからこそ生まれる、エレガントで上質な
「モダンシノワズリ」を作り上げます。

◆ #3 幾何学文様のシンプルさが美しい No.018A ◆

No.018A は、そのデザインが幾何学文様の直線のみで構成されています。
この独特の蓮花文様は「花菱」と呼ばれ、古くは敦煌の莫高窟でも見ることができます。
古の文様はとてもモダンで美しく洗練され、現代のモダニズムとも呼応し、上品な空間を作ります。
東洋の美意識の宿った空間は、シャープな中にも深みのある美しさが生まれ、
それこそが「モダンシノワズリ」というインテリアスタイルの醍醐味でしょう。

◆ お好きなイメージは…? ◆

いかがでしたでしょうか。
シノワズリとは、フランス語の「シノワ chinois 」から生まれました。
中国の美しい文化や美術品への憧憬から生まれたこの様式は、一度西洋の審美眼を通すことで益々洗練され、
現代では一層モダンな美しさを纏って、私たちの暮らしを生き生きと彩ってくれます。

スッキリとして無駄を省きながら、奥深く豊かな時間を運び込んでくれるとても素敵な設え、「モダンシノワズリ」。
20世紀初頭から始まり、現代にもそのスタイルは受け継がれ、今なお世界の有名インテリアデザイナーたちによって
取り入れられている、永遠のスタイルです。



画像合成によるシミュレーション・サービスのご案内 

カーペット選びの際に、どの1枚が空間に合うか迷うことはございませんか。
そのような時は、MUNI のシミュレーション・サービスをご利用ください。

今回の “ Spice of Life ⑨ ” でもご紹介の様に、実際の空間にカーペットを敷きこんだような
画像を作成いたしますので、より現実的で具体的なイメージを感じていただけます。是非、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。

こちらから、シミュレーション・サービスの詳しいご案内をご覧いただけます。



よろしければ是非、メールマガジン購読をご登録ください
お申し込みはHP一番下の「MAIL MAGAGINE」からお願い致します。

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THE LACOTA HOUSE コードバンスリッパの再入荷

2021年5月8日

お家の中でも自分らしく

お家の中で履くスリッパ、”何か違うな”とお感じになることはありませんか?

長年にわたり、メンズシューズの最高峰「ALDEN オールデン」を日本で紹介されてきたラコタハウスが、靴と同様の美しさと満足を室内で体験できるコードバンスリッパを制作されました。

空間に置いているだけでも美しい佇まいと、長く履き続けられる強度を兼ね揃えたスリッパ

指先と土踏まずにはクッションがあり、

ワンサイズながら、足の小さな女性が着用しても気持ちの良い履き心地が実現されています。

お家での心安らぐお時間に素敵な感情をプラスしてくれます。

MUNI倉敷本社店にてお取り扱いをしています。

詳しくは MUNI倉敷本社店 TEL086-426-6226

Email mail@muni.co.jp まで

お色はBurgundyとBlackよりお選びいただけます。

Model : KTW-290

Marerial : Upper:Rough Cordovan

     : Lining:Goat

Color : Black / Burgundy

Size : Free

Made in Japan

Price : ¥27,500-(in Tax)

MUNI CARPETS

Design No.072

Size. 137 x 198cm

Price. ¥1,161,600-(in Tax)

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今日のmood~The Spice of Chinoiserie Vol.4

2021年5月4日

今日もご来店頂き、ありがとうございました。
あしたはBlue&Whiteフェア最終日です。

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コルビジェと蓮花文様のカーペット~The Spice of Chinoiserie Vol.3

2021年5月3日

余白の大きなフィールドに浮かぶ、3つの蓮花文が印象的なカーペット。
蓮の花は「幸福」や「清らかさ」の象徴で、昔から多くの美術工芸品で描かれてきました。

こちらのミディアムサイズのカーペットは、
繊細な蓮唐草のボーダーをサファイアブルーの縁取りがきゅっと引き締めて
クラシカルで上品な雰囲気です。

ミニマルで力強いコルビジェのソファと合わせると、デザインの繊細さがより際ち、空間に優美なモダンシノワズリな空気が流れます。

あいにくの曇りの日でも、足下からお部屋を明るくしてくれるBlue&White。
お天気や季節によって変わる様々な表情を、心ゆくまで愉しんで。


◆本日の一枚◆
Size.91x183cm
Design No.82G
PRICE 686,400円(税込価格)

 お問合せ:MUNI南青山本店
 TEL (03)5414-1362
Mail  gallery@muni.co.jp

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“Blue Willow” ~Blue & Whiteフェアによせて~

2021年5月2日

南青山本店で開催中の『Blue & Whiteフェア』に寄せて、Blue & Whiteにまつわるお話です。

「Blue Willow(ブルーウィロー)」と呼ばれる、染付けのお皿やティーカップを目にされたことがあるのではないかと思います。

 ”Blue Willow Pattern”とは、楼閣、二羽の鳥、柳、まんじ型の垣根、橋、三人の人物、小舟などが配された、欧米で人気のある図柄です。
イギリスの古い詩に基づくなど諸説ありますが、そのひとつが、中国高級官吏の娘と身分の低い青年との悲恋の物語説。
身分の違う恋に激怒した父に殺されたふたりは鳥になって結ばれた、というもの。

 東インド会社により中国景徳鎮の陶器がヨーロッパへ輸出されましたが、中国王朝の趨勢により中国からの輸出が難しくなった時期がありました。
イギリスでもどうにかして作れないかとの試行錯誤から始まり、イギリスでは多くのメーカーがこぞって製作し、海を渡ってアメリカへ、そして日本へも渡ってきました。
大正、昭和期には、日本の多くの陶磁器製造会社においても生産され、欧米向けに大量に輸出されていました。


かつて欧米の審美眼を通した中国趣味「シノワズリ」で人気を博したBlue Willowアイテムは、いま見ても新鮮で魅力的です。


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“シノワズリ” ~Blue & Whiteフェアによせて~

2021年5月1日

 ただいま南青山本店で現在開催中のBlue & Whiteフェアのテーマは「モダンシノワズリ」。

シノワズリとは、17世紀中頃~18世紀にヨーロッパで流行した中国趣味の様式。どこまでも優美で幻想的な姿です。
それは、単に“中国風”ではなく、“西洋の審美眼を通したものを指します。
ヨーロッパのひとびとは遠い東洋の国に憧れを抱き、その想いを絵画や陶磁器、家具に投影したのです。


そしてその流れは、20世紀初頭清王朝が滅び、宮廷の献上品であったクラシカル・チャイニーズラグが西洋にもたらされ、当時興ったアールヌーボーやアールデコ様式など、より先進的なインテリアと出逢いました。そしてそのインテリアスタイルはモダンシノワズリとして世界に広まってゆきました。

シノワズリ様式を最も象徴的に表す陶磁器によく見られる「Blue & White」。
カーペットにおいても、このBlue & Whiteはシノワズリインテリアを表現する大切なアイテムとなっています。

この度、Blue & Whiteのカーペットを多数取り揃え、初夏の風に乗せて、軽やかなモダンシノワズリの薫りをお届けします。

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news letter vol.16: カーペットにまつわる話 ~失われた色を求めて~

2021年5月1日

MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。


【失われた色を求めて】

 永い中国絨毯の歴史のなかで一際気品に満ち、洗練された絨毯の一群。それが、日本の美術工芸にも深く影響を与えた明朝末期から清朝初期(16~18世紀)に宮廷への献上品として製織された「クラシカル・チャイニーズ・ラグ」と呼ばれる絨毯、MUNI CARPETSのルーツです。

 清王朝の衰退とともに宮廷の奥深くで眠っていたクラシカル・チャイニーズ・ラグは、20世紀初頭、欧米で紹介されるやいなや上流階級の人々に羨望の眼差しで迎えられ、瞬く間にステイタスシンボルとなりました。
その品格ある東洋の美は、ルイス・カムフォート・ティファニーやココ・シャネル、フランク・ロイド・ライト、ジョン・D・ロックフェラーなど欧米のトップクリエイターやセレブリティーを時代を超えて魅了し、彼らの個性を表現する大切なアイテムとして用いられました。

 しかし、19世紀以降は次第に商業主義のデザイン、機械や化学染料を使った大量生産が台頭し、本来の東洋の伝統美を受け継ぐラグとは異なるものが世界中に広まっていきました。16〜18世紀に作られたオリジナルのクラシカル・チャイニーズ・ラグは、世界の至宝として欧米の有名美術館に所蔵されることになります。


【唯一無二の色】 

 クラシカル・チャイニーズ・ラグを彩っていた、植物から採取された染料。MUNIでは、16〜18世紀のオリジナルの染色方法に則してすべて植物染料を使用し、染色から仕上げまでの全工程において一切化学物質を使用せず制作しています。いまも昔も、そしてこれからも「サステイナブル」なものづくりなのです。
植物染料は、温度や湿度によって、また、糸の太細によっても染まり具合いが変わってくるため、仕上がりは二つと同じものがありません。
祁連(きれん)山脈の麓にあるMUNIの工房においては、祁連山脈からの雪解け水も、染料の発色に大きな影響を与えます。


 では実際、MUNI CARPETSのどの色がどんな染料で染められているのか、ご紹介していきましょう。

【青色系】  
 MUNIで最も多く使われる色、シグニチャーカラーと言ってよいブルー(青)は、全て「藍」で染め上げています。深い青、明るい青、浅い青、そして緑色にも藍を使います。MUNIの藍染めについては、また別の機会に改めて紹介させて頂きますね。

【茶色系】
 茶系、ベージュ系に使われるのは、主に、槐(えんじゅ)、橡(つるばみ)、胡桃、茶葉等。
「橡(つるばみ)」は、くぬぎの古名で、樹皮・根皮・実(どんぐり)の傘の部分を染料として使います。
MUNIで使われている茶色には、無染色の羊の毛「ナチュラルブラウンウール」もあります。

橡(つるばみ)


【黄色系】
 黄色系には、梔子(くちなし)、大黄(だいおう)、姜黄(きょうおう) 等。
「梔子」は、夏にかぐわしい香りを放つ白い花を咲かせる常緑低木。日本でも庭木としておなじみですね。花が終わった後にできる果実を細かく砕いて染料とします。栗きんとんの食用色素などにも使われている身近なものです。

梔子(くちなし)

「大黄」は、中国北西部の青海、甘粛、四川などの高地に野生または栽培されるタデ科の多年生草木で、漢方にも用いられます。正倉院に生薬としての大黄が現存しているそうです。大黄の根を細かくしたものを熱煎してできる煎汁は、金色に輝く高貴な色を染めあげます。

右:大黄(だいおいう)、左:蘇芳(すおう)

【赤色系】
 赤色系の染料は主に、蘇芳(すおう)、茜 等。
 「蘇芳」は、インド・マレー諸島原産のマメ科の小高木。
樹木の芯材を細かく砕き、熱煎して取り出した赤い色素は、黒味を帯びた赤色に染まります。日本でも奈良時代には既に南方から輸入した貴重な染料として使われていたとされ、江戸時代以前は上流階級しか身に着けられない高貴な色でした。

 自然の恵みを存分に享受しているMUNI CARPETS。
あらためて自然界に存在する色の豊かさを想います。MUNIを象徴する色「藍」については、この号では語りつくせませんので、また別の機会にご紹介させて頂きます。



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