MUNI CARPETS

萬福寺-2

2010年9月10日

こちらの写真は、萬福寺でいただいた普茶料理。
本当に手を掛けて作られた美味しいお食事でした。

綺麗な色と形で、季節を感じ、ゆっくりと時間を掛けていただきました。

この後も料理が驚くほどいっぱい出てきましたが、食べることに専念して、お見せできる写真が無いのが残念!

満腹になったのですが、残すとこの料理に携わってくれた方々に申し訳ないので、頑張っていただきました。

美味しいものはおなか一杯でも、いただけるのが不思議です。

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萬福寺

2010年9月4日

京都の萬福寺に行ってきました。

お水を飲めども飲めども、一足進むごとに流れ出る汗・・・。
『このペットボトルのお水はどこに行ってるんだろう』と不思議なくらい。

でも、一たび萬福寺に到着すると、そこはとても良い空気が流れていて、ヒンヤリとした感覚がありました。

『こういう場所はやっぱり違うんだね~』と話しながら、境内を散策。

ふと見ると、そこここに萬字文様が!
中国の明様式で建てられたこのお寺は、不思議とおおらかさと優しい雰囲気を持っていました。

住職さんたちも、どこかのんびりとしているような。
気持ちの中にあるゆとりが全体の空気に現れているのでしょうか。

萬福寺は、京都の宇治にある、日本三禅宗のひとつ、黄檗宗の大本山です。
隠元禅師が江戸時代に中国の福建省から渡来し、後水尾法皇や徳川家綱の崇を得て開創された寺院です。

隠元豆は、この隠元禅師が伝えたものなのですね。

機会があれば、是非、足を運んでみてください。
とても開放された良い気持ちになれます。

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倉敷ギャラリー 夏のフェア

2010年8月12日

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、MUNI倉敷ギャラリーでは、『涼・蓮とMUNIと遊ぶ』をテーマに、夏のフェアを開催中です。

 爽やかな雰囲気に店内を模様替えし、目にも涼やかな空間に設えました。
 3畳サイズの大きなカーペットの上で、ゆったりと足を伸ばしてくつろいでみてください。
きっとその心地よさに心も体も、涼しさを感じていただけることと思います。

是非、ご家族様、ご友人様、お誘いあわせの上ご来店くださいませ。

皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

期間・・・2010.08.11(水)~2010.08.23(月)
      17日(火曜日)は定休日

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Candles

2010年8月2日

先日、Candleを買いに行ってきました。

私は写真のものを1点選びました。
オレンジからイエローに近い暖色のグラデーションに菱形のシェイプのバランスが気に入った1点です。

Candle JUNEさんのお店で購入したのですが、店内には超ビッグサイズのCandleもたくさんあり、本当はそのビッグサイズがほしかったのですが・・・。
小さいものはそれはそれで、手軽に動かせたりいくつかを組み合わせたりできるので最近はい2~3個を夜寝る前に灯して温かい中国茶と一緒にリラックスできるひと時を愉しんでいます。

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夏の設え

2010年7月25日

皆様どのように、おうちの中での夏時間を
楽しまれていらっしゃいますか?

海の写真
水辺の風景画
風鈴の音
ガラスの花器
夏野菜たっぷりのお料理
避暑地での旅のお話
などなど

また、身の周りの色やデザインから
涼しさを連想できるものが
沢山あります。

お部屋の中に“涼”を感じるものを取り入れて
心地よい夏時間を・・・

そして
MUNI CARPETSのお店の空間が、
皆様にとって心が潤う
そんな場所でありますように

心よりお待ちしております。

7月の倉敷店

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インペリアルライン7

2010年7月22日

17世紀康熙帝様式の草龍文の作品です。
康熙帝様式の特徴であるしっかりとした万字繋ぎのボーダーに
ゴールドのフィールドにシンプルなミッドナイトブルー単色の
草龍文。
康熙帝時代の草龍文は力強くグラマラスです。

今回はシンプルにして難易度の高いこの作品に挑戦しました。
下絵、染め、織りの三拍子揃って初めて完成するこの作品。
最後は使う人との時ともに成熟して行くことを願って…。

今回でインペリアルライン新作のご紹介は終わりです。
またいつになるかはわかりませんが、作品が揃いましたら
展覧会をしようと思います。

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インペリアルライン6

2010年7月22日

蓮唐草の意匠の作品です。
こちらは宮廷用のたぶん6x8mはあろうかと思われる
ビッグサイズのフラッグメントを再現しました。
ですのでカーペットそのもののサイズからすれば
かなり文様が大きいのですが、逆に大胆なモダンさが
現れました。
意匠はやはりエレガントな18世紀の雍正様式です。

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インペリアルライン5

2010年7月19日

麒麟、鶴、鹿、鳳凰、など霊獣が一同に描かれた、
たいへんおめでたい意匠の作品です。

18世紀乾隆帝時代の意匠で具象的ですがグロテスク
ではなく素朴さのある表現ですが、ブルーアンド
ゴールドの配色でより宮廷用らしい気品が感じら
れます。

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インペリアルライン4

2010年7月17日

今日は京都祇園祭の山鉾巡航です。
久々にお天気に恵まれ、山鉾の美しい装飾品もビニールカバーなしで堪能できたのではないでしょうか。

祇園祭の装飾品といえば中国、ペルシャ、インド、の絨毯が有名です。
室町時代から江戸初期に伝わったこれらの絨毯の中には、現在、世界でも唯一、京都のみに残っている珍しいものがあります。これはこの祭りとともに、これらの品々も大切に守ってきた京都の町衆の心あってこそのものだと思います。本当に感動します。

今日は、祇園祭の山鉾に飾られている中国の玉取り獅子の絨毯の原型になるものをご紹介します。インペリアルラインとして昨年制作いたしました。明の宮廷ではこの玉取り獅子の意匠がとても好まれて用いられていました。

No. 081

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インペリアルライン3

2010年7月16日

雲鶴文という慶びの兆しに現れるという瑞雲の間を飛翔する鶴の文様です。

クラシカル・チャイニーズ・ラグの中でも雲鶴文はよく用いられていました。

この雲鶴文は17世紀、清朝、康熙帝(1662~1722)様式の意匠です。19世紀以降の写実的表現に対し、この時代のものは出来るだけ
単純な線で図案化されたものです。

このユーモラスでモダンさも兼ね備えた当時の文様こそがチャイニーズ・ラグの真骨頂だと思います。

No. 116

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