"> 2024年 – ページ 3 – MUNI CARPETS

MUNI CARPETS

3月 祝日の営業について

2024年3月20日

平素よりMUNI CARPETSをご愛顧賜り、誠に有難うございます。
3月の祝日は、下記のように営業いたします。

3月20日(水)春分の日:通常営業
3月21日(木)    :振替休業

南青山本店・倉敷本社店・FC広島店の全店が対象となります。
皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。

posted by MUNI |

news letter vol.51 : Milanese Styleのルーツを見る

2024年3月1日

MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
過去のアーカイブはこちらから

@Kenji Kusudo 2016

先日ご案内させて頂きましたとおり、本日3月1日から17日まで、MUNI南青山本店では「Milanese Style展」を開催致します。
イタリア家具の最高峰ブランド:Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)と、MUNI CARPETSとのコラボレーションによって、ハイスタイルなミラネーゼの部屋を表現する趣向です。本イベントにあたり、今号のnews letterでは、Milaneseの邸宅を皆さまにご紹介したいと思います。 

Milanese Styleのルーツを見る
“Villa Necchi Campiglio”

@Kenji Kusudo 2016

 訪れたのは、ミラノ中心地の閑静な住宅地の中に豊かな緑葉に囲まれたVilla Necchi Campiglio(ヴィラ ネッキ カンピリオ)。かつてのミラノのブルジョアでありミシンブランドのネッキ(NECCHI)社を運営していた姉妹Nedda NecchiとGigina Necchi、そしてGiginaの夫であるAngelo Campiglioが1932年から1935年にかけてミラノの建築家Piero Portaluppi(ピエロ・ポルタルッピ)に作らせた私邸です。この邸宅の建築には予算制限がなかったそうで、建築を手がけたPiero Portaluppiは、かの有名な世界遺産、レオナルド・ダ・ヴィンチの 「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の修復にも携わった有名建築家です。

 現在は邸宅美術館として運営されており、邸宅の入り口にはプール、テニスコート、地下にはビリヤード室も完備されています。

@Kenji Kusudo 2016
@Kenji Kusudo 2016

 そして、邸宅の内部。
エレガントでクラシックなアールデコ調の家具調度品の足元に敷かれているのは、チャイニーズ・ラグです。
それまで中東のカーペットが中心であった欧米において、20世紀初頭にチャイニーズ・ラグが紹介されたことで、東洋の伝統美を持つチャイニーズ・ラグがミラネーゼの美意識と知的好奇心をくすぐりました。
赤色が退色して柔らかな色に変化した蝙蝠(こうもり)文と、雷文のボーダー(縁取り)が程よいオリエンタルテイストを添え、空間に対して大きな役割を果たしています。 

@Kenji Kusudo 2016

 Villa Necchi Campiglioのように、1930年代のミラノの上流階級の人々は、モダンインテリアの中にチャイニーズ・ラグを取り入れました。
そのスタイルは、その後のジョルジオ・アルマーニをはじめピエロ・リッソーニなどミラノのハイスタイルな人々によって、現代も受け継がれています。

流行に敏感なミラネーゼが好む西洋と東洋、新しいもの(モード)と古いもの(伝統)をミックスさせた“エクレクティック(折衷)スタイル”。
そんなイメージを持ちつつ、この度のMUNIでの「Milanese Style」のスタイリングを手がけました。

どうぞ、ミラノのご友人の邸宅を訪れるように、お出掛け下さいませ。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



*     *     *

メールマガジンのご登録はこちらから

posted by MUNI |

特別企画のご案内: Milanese Style -MUNI CARPETS and Poltrona Frau-

2024年2月25日

日頃よりMUNI CARPETSをご愛用下さり、誠にありがとうございます。
MUNI南青山本店では、3月1日よりスペシャルイベントを開催致します。
皆さまお誘い合わせの上、是非ともご来店下さいませ。

 1930年代、ミラノのハイスタイルな人々はモダンなインテリアの中にチャイニーズラグを取り入れた。
それはアールデコのモダンスタイルにチャイニーズラグの東洋の美がモダンさをさらに際立たせ、彼らの知的好奇心をも満足させたから。
以来ミラノのファッションデザイナーをはじめ感度の高い人々の間でそのスタイルは今も生きつづけている。

 この度、共に伝統を大切にしながら新たな価値を生み出す、イタリア家具の最高峰ブランド: Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)と、MUNI CARPETSとのコラボレーションによって、ハイスタイルなミラネーゼの部屋を表現いたします。

皆さまにお楽しみいただけましたら幸いです。
ご来店心よりお待ちしております。

MUNI代表 楠戸 謙二

とき:
2024年3月1日(金)~17日(日)11時~18時
毎週火・水曜日定休

ところ:
MUNI南青山本店
東京都港区南青山4-1-15 ベルテ南青山102  >MAP

お問合せ:
TEL 03-5414-1362 gallery@muni.co.jp

主催・企画:
MUNI CARPETS/Poltrona Frau



Poltrona Frau  ポルトローナ・フラウについて】

創業1912年、イタリアを代表するラグジュアリー家具ブランド。
イタリア王室から用命を賜ったことからイタリア国内での地位を築く。
1930年代にはイタリア国内におけるステイタスシンボルとして確立。
その後、ヨーロッパ全土へと拡大し、現在は世界中に店舗、顧客を持つ。
長きに渡る伝統、エレガントな創造性、手仕事、そして最高級の素材が
融合して創り出される家具は、世界中の顧客を今なお魅了し続けています。


posted by MUNI |

news letter vol.50 : ミラネーゼスタイル ~ミラネーゼはチャイニーズラグがお好き~

2024年2月1日

MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
過去のアーカイブはこちらから

(画像:AD Italia)Nella casa di un collezionista,
tra porcellane e pezzi di design |
Architectural Digest Italia (ad-italia.it)

ミラネーゼ・スタイル

~時代を牽引するセレブリティたちに愛されたチャイニーズ・ラグ~

クラシカル・チャイニーズ・ラグを愛したセレブリティとして、ココ・シャネルや、ルイス・コンフォート・ティファニー、フランクロイド・ライト等が挙げられます。

1930年代の前衛を担った彼らは、中国清朝の崩壊後、欧米のマーケットに紹介された宮廷絨毯=クラシカル・チャイニーズ・ラグを羨望の眼差しで受け止めました。

東洋の伝統美の中にモダンさを見出し、ほどなくしてそれらは彼らの個性を際立たせる重要なアイテムとなります。

遠く離れた東洋から到来した、誰も見たことのない美しいクラシカル・チャイニーズ・ラグは最高のしつらえへの究極の仕上げであり、所有すること自体が自身たちの知識欲を満たすステイタスシンボルでもありました。

 またそれら先人たちの美意識に敬意を払う現代のインテリアデコレーター達をはじめ、ファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニやエミリオ・プッチ、そしてゴールデン・グースのデザイナーなども、西洋と東洋をミックスさせた“エクレクティック(折衷)スタイル”を取り入れ、さらに現代的なスタイルに進化させています。

~ミラネーゼはチャイニーズ・ラグがお好き~

 「ミラノコレクション」を始めとするファッションの流行が生まれる場所として知られるイタリア・ミラノ。
ミラノの人々はファッションに敏感なだけでなくインテリアにも敏感で、その境は無いように思われます。
上述のファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニのミラノの自邸の写真がこちら。

 名だたるラグジュアリーブランドの店舗デザインを手掛けるピーター・マリノが依頼を受けてデコレートしたアルマーニの自邸。
ジャン・ミッシェル・フランクのモダンでシンプルな家具でそろえた空間に、チャイニーズ・ラグを全面に敷き詰め、この部屋の方向性を決めるアイテムとして実にうまく取り入れています。

アルマーニをはじめ感度の高いデザイナーたちは、チャイニーズ・ラグを好んで取り入れる傾向があり、雑誌Architectual Digest (AD)のイタリア版でもよく見かけます。

 ミラノの人々が好むのは、ファッションもインテリアも、西洋と東洋、新しいものと古いものなどをミックスさせた“エクレクティック(折衷)スタイル”。
異種間の溶け合いから、奥行きのある、新鮮で洗練された、そして遊び心のあるスタイルが生まれます。

そんなミラネーゼスタイルを表現するマストアイテムとして選ばれているのが、チャイニーズ・ラグなのです。

 数々の世界的ブランドからプロダクトを発表するのみならず建築、インテリアデザイン、アートディレクションなど幅広い分野で活躍するピエロ・リッソーニもその一人。

ポール・ケアホルムのPK80、PK22、ル・コルビュジェのLC2、そして自身がデザインしたソファをゆったりと配した空間の足元には、やはり!ブルー&ホワイトが爽やかなチャイニーズ・ラグが、ミニマルな部屋に上質な彩りを添えています。

ピエロ・リッソーニ ミラノの自邸
画像:2枚ともELLE DECOR
https://www.elle.com/jp/decor/decor-interior-design
/g41048002/piero-lissoni-home-22-0908/?slide=4

 ミラノの巨匠たちの知的欲求と洗練された空間づくりをも満たすマストアイテムとしてのチャイニーズ・ラグ。

いかがですか?チャイニーズ・ラグのイメージが変わりませんか?

MUNIは、そんなチャイニーズ・ラグの魅力をいち早く日本でご紹介してまいりました。
是非、MUNIの各店舗でチャイニーズ・ラグのmagicを体験してみて下さい。



*     *     *

メールマガジンのご登録はこちらから

posted by MUNI |

特別企画のご案内 -MUNI meets ALEXANDER LAMONT-

2024年1月26日

posted by MUNI |

ARCHIVE