嗜好品
2018年9月6日
お酒やお茶などの類は、一般的に「嗜好品」と呼びます。
生きていくうえで絶対に必須ではないけれど、
摂取すると心身が高揚する効果があり、五感を使って楽しむもの。
コーヒーやお酒、お香や香水など…
現代、多くのひとが自分にとっての『嗜好品』を持っているのではないでしょうか。少し前から思うのですが、インテリアにおける絨毯もまた、
嗜好品の位置づけに入るような気がしています。
特に、MUNIのような手織り絨毯は、
世代を超えて付き合っていける分、先の長い楽しみがあります
感じて触れて、ともに時を重ね、もっと好きになっていける。
さらに、デザインのチョイスによって、
持ち主の趣味や人柄がにじみ出たりするのも、面白いところです。余談ですが、
MUNI南青山本店のショウケースは、
ワインセラーがイメージ源だそうです。
ボトルの並びを眺め、好奇心でワクワクする時のように、
沢山あるデザインの中から、自分好みの一枚を見つける喜びを味わいに是非、お越しください。
夏を感じる
2018年8月27日
今年の夏は尋常じゃない暑さで、夏を嫌いになりそうですが、
夏らしい本が読みたいと思い、ある本を読んでいます。それはレイ・ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」という本です。
12歳の少年ダグラスの夏の思い出が綴られた美しい作品です。
一つ一つの出来事は大事件ではなく、
日常をとても素敵な表現で彩っています。この本の中におばあちゃんが15年間敷きっぱなしのカーペットをみんなで掃除する話があります。
そこでダグラスの弟トムは手伝わず眺めています。
おばあちゃんが手伝うように言うと、トムは見ているのが面白いと言う。
「何が見えるんだい?」と尋ねると、
「15年の間にここを通った人の靴跡が全部見える」と答える。
それからは数多くある汚れをこれは誰がつけた染みとかを詰り合うのですが、おばあちゃんが忘れた出来事もカーペットが覚えているということだと感じました。写真のカーペットはどこか夏を彷彿させます。
大きな絨毯を断ち切ったような斬新なデザイン、躍動感のある植物や蝶々が目を引きます。
そして色がベージュなので汚れを懸念されるお客様もいらっしゃいますが、汚れも家族の歴史だと考え、15年後には笑い話しになると思い、是非お好きな色のカーペットもお選びくださいませ。
大切な方へ
2018年8月25日
例年にない暑さは体に堪えますが、
青い空と山の緑の稜線、鮮やかなサルスベリの花が通勤中の目を楽しませてくれています。さて、お盆には帰省された方も多いのではないでしょうか。
私も先日帰省する事が出来たのですが、
久しぶりに帰った実家には、自身の大切な日に母親にプレゼントしたカーペットが敷かれておりました。
母親は、そのカーペットを見ると大切なその日を思い出す事、
日々の暮らしがより心地良くなったこと、
など、とても嬉しそうに話してくれました。お客様の中にも、大切な日や記念日にムニのカーペットをプレゼントする方が多くいらっしゃいます。
気持ちが相手に伝わり、思い出と共にその方の人生にそっと寄り添ってくれるムニのカーペット。
是非、大切な方にプレゼントされてみてはいかがでしょうか。
爽やかなブルー
2018年8月12日
10年ほど前から、MUNIのカーペットをいつかリビングに…と
思い続けてくださっていたH様。
新しく住み替えをされたことがきっかけで、
南青山本店にお越しくださいました。当初は濃い藍地のラグをイメージされていたのですが、
店頭でご覧頂くうち、
爽やかなブルーの蓮花文のカーペットに惹かれてゆき、
こちらにお決めくださいました。日差しもたっぷり入る明るいリビングに、
優しくてかろやかな、サックスブルーのカーペットがぴったり!
テラコッタ色の丸文がモダンなスパイスを、
そこに同系色のウォルナットのテーブルが更にアクセントとなり、
美しく調和のとれた空間に仕上げられています。実際のお部屋の写真を拝見していくうちに、
自然と脳裏にH様の笑顔が浮かんでくることもまた、
私達スタッフの大きな喜びです。酷暑の今夏、H様には是非この素敵な空間で
ゆったりくつろいでいただけたら…と心から願っています。
MUNI BLUE のある暮らし
2018年8月1日
関西にお住いのU様は、色々と調度を組み合わせて楽しむことがとてもお好きな方。
日々の暮らしの中、空間と、そこに生まれる時間とを大切にしていらっしゃるご様子が、小さな遊び心の数々にうかがえます。
その中に、このMUNI BLUE のカーペットたちも仲間入りをさせていただきました。
「この上で過ごす時間がとても好き」と、なによりの一言をいただき、感謝と共に、ただただ嬉しい限りです。夏こそ、この繊細でサラサラとしたカーペットから感じる寛ぎは、贅沢な時間となります。
飴色のベネチアンガラスのシャンデリアから生まれる灯りの元、お手紙を書いて、本を読み、お茶をいただいて、それから、それから、、、。
U様もきっと、迎える時と過ぎてゆく時を大切に、素敵な過ごし方を見つけていらっしゃることでしょう。
疲れた心に
2018年7月26日
全国的に例年にない暑い日が続いている今年の夏。
最近は、蝉の大合唱で目を覚ます毎日です。さて、明日7月27日は「スイカの日」だそうです。
夏の代表的な果物。
水分を多く含み、体を潤わせてくれるスイカ。
今回は、そんなスイカの様に、暑さに疲れた心に潤いや元気を与えてくれるようなデザインのカーペットをご紹介致します。こちらのお写真は、DesignNo.051の蓮と唐草の描かれたカーペットです。
とても華やかで上品、また、エネルギーを感じるお色ですが、リラックスもできる一枚です。夏はさらりと肌触りの良いMUNIのカーペット。
ウールの気持ち良さを肌で感じ、MUNIならではの美しいデザインで、心を潤わせてはいかがでしょうか。Design No.051
Size :137 x 198 cm
Price:\1,684,800- (tax in)
夏だから
2018年7月22日
MUNI CARPETSより
2018年7月14日
日々の陰影
2018年7月5日
今年は、前例のない早さでの梅雨明けとなり、
7月も早々から猛暑の日々が続いています。
朝からギラッと照りつける太陽の陽射しが、痛いほどです。四季を通じて、太陽の光りの色は様々な変化を見せますが、
その日差しを一身に浴びたラグもまた、
一層豊かな表情を見せてくれます。よく晴れた午前10時、窓のすぐ外にある植え込みの陰影が、
グリーンの蓮唐草文様のラグに
彩りを沿えているところを捉えました。
Size.61x122cm Design No.093F
Price \286,200(in tax)外の木々がお部屋に落とす影、
家具や椅子のアーチが描く優美な陰のライン。
部屋の中でひとが生活している、そのことで生まれる動き。
暮らしにまつわる陰影のすべてを受け止めるラグは、
まるで一枚のキャンバスのよう。暮らしに取り入れていただくことで、
ますます奥深い表情が生まれていくのです。
日常を彩るもの
2018年6月21日
本日は夏の様な日差しの一日でしたが、
昨日は倉敷も梅雨らしい一日でした。
雨の日には、あちこちに咲いた色とりどりの紫陽花に雫が滴り、可愛らしく揺れております。そんな梅雨空の先日、閉店後にお店から出ると、雨上がりの空に綺麗なアーチを描いた大きな虹が出ていました。
それは本当にお手本の様に美しい虹で、道を歩く人や仕事中の人、家の中から出てきて見ている人、沢山の人がその時間同じ方向を向き、虹を眺めていました。その時ふと、MUNIの絨毯も、この虹と同じ様なものかもしれないなぁ、
と、一人考えてしまいました。日々の生活の中にある美しいもの
ふとした時に心を動かされるもの
なくても困らないけれど、あるととても嬉しいもの今回のお写真の絨毯は、蓮の花が描かれたとても華やかな一枚です。
雨の日にも、お部屋も心も明るく心地良くしてくれるデザインです。是非、MUNI CARPETSにて、虹の様に日常を彩る一枚を見つけてみて下さい。