使っていなかった和室を、もう一度
2019年7月29日
1780年代に建てられた、歴史ある日本家屋をリフォームされ、
今は奥様とふたり住まいをされているO様。
ずっと使っていなかったという下座敷をもう一度活きたお部屋にするため、昔ながらの畳の上にじかに座るスタイルではなく、洋間づかいでのインテリアにされることになりました。
蔵で眠っていた思い出の年代物のダイニングセットを修理して使われることになり、和室のイメージを変えることと、家具の重みから畳を守る為に、カーペットをご検討になられました。そこで、奥様からMUNIにご連絡を頂きました。
元々カーペットは、椅子を引いた時など、畳や床材を保護する役割を果たします。
加えて、弾力のある手紡ぎ糸で織った手織のウールラグは、
重たい家具を載せたあとでも時間が経てば毛足が立ち上がってくるため、大変実用的です。お勧めのデザインをご提案させていただく中で、
おふたりで選ばれたのは、和室の品格を損なわないエレガントなロータスモチーフのデザイン。
爽やかなホワイト&ブルーが、重厚感のある空間に明るさと、軽快なモダンさをもたらしています。
上質なウールとの質感のコントラストで、紫檀の家具も美しく引き立ち、眠っていたお部屋が再び生き生きと表情を持ち始めました。後日談で、感想をお伺いすると、
新しく照明をご購入されるなどお部屋作りを楽しまれているそうで、
私もとても嬉しくなりました。
いつかまたお話をお伺いできる日を、楽しみにしています。
夏のスペシャルイベント
2019年7月26日
七夕の日の出逢い
2019年7月14日
美術館帰りに偶然MUNIにお立ち寄りくださったI様。
お玄関敷きをながらく探されていたとのこと。MUNIへは初めてのご来店でしたが、すぐにお気に召し、「出逢いだわ」と仰ってくださいました。古都・鎌倉と湘南の海にほど近い高台に建つI様邸は、すうっと風が抜けわたり、ヒュルルル~というとんびの鳴き声がBGM。
ご自宅で茶道を教えていらっしゃるI様は、いつもきりりとしたお着物姿で生徒さん達を迎えます。玄関を入ると、気持ちよく清められた畳に、心尽くしの花や軸がしつらえられた床。非日常の空間が広がります。
日常と、非日常の結界の役割に相応しい、明るい色目の藍濃淡のラグ。お稽古を終えた生徒さんたちは、来たときよりも清々しい表情になって帰路につきます。
今年の七夕は催涙雨。牽牛と織姫は残念ながら再会が叶いませんでしたが、I様にとって、そして、スタッフFにとって特別な出逢いの日となりました。
今日のMUNI南青山本店
2019年7月7日
数寄屋造りのエントランスに
2019年6月23日
最近MUNIをお知り下さったA様。
別荘のお玄関用に一目惚れしてくださっていた
印象的な龍の意匠の、大黄色のカーペットをお求め頂きました。数寄屋造りのクラシックな趣のエントランス。
カーペットの濃藍の龍のメダリオンが、モダン且つ鮮烈な印象を与えています。
この龍の意匠は“草龍文”と呼ばれ、中国殷・周の時代の青銅器に
描かれたモチーフが元となっています。
明代以降、テキスタイルや陶磁器などの様々な工芸品に用いられました。
また、地色のゴールドカラーは、陰陽五行において「万物の中心」を表します。
在りし日において、その色彩で染められた衣服は、
皇帝のみが着用できたという、大変高貴な色でもありました。
長い歴史を経て蘇った洗練のデザインを、
天然染料の色の美しさと共にお楽しみいただける一枚です。使い込むごとにウールの光沢が増し、
味わい深い表情がカーペット全体に生まれてくることでしょう。
末永くお楽しみいただけますよう、心より願っております。
Time for Elegance 閉幕
2019年5月29日
先日の月曜日をもって、
特別展示”Time for Elegance 優雅に過ごす時間“が
終了いたしました。
たくさんのお客様にご来店頂きましたこと、
心より御礼を申し上げます。パーソナルチェアとラグの組み合わせで、
お家の中にもうひとつの、特別な居場所が出来る。
デザインのチョイスによって、
くつろぎのスペースのイメージもまた、思いのままに変化します。
私自身、この展示を通して、
日々新鮮な発見をさせていただきました。展示は終了いたしましたが、
お家の中に、くつろぎの空間をご検討のかたは、
是非スタッフにご相談ください。
カーペットを通じて、皆様の暮らしの中に
優雅にほっとできる時間を提供することが出来ましたら、
大変嬉しく思います。
Time for Elegance vol.9
2019年5月27日
オフィスなどのお仕事をされているスペースに「Time for Elegance」から
少し気分を変えてくれるコーディネートをご紹介いたします。集中してお仕事をされてる場所に、お気に入りのパーソナルチェアとMUNIのラグを敷くことで、上質なブレイクタイムのスペースを演出することができます。
上質なウールが足元から身体を癒し、自然染料で染め上げられた優しい色合いがほっとひと息つける癒しの時間へと誘います。本日、企画展「Time for Elegance 優雅に過ごす時間」の最終日となります。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。MUNI CARPETS
Size.91x183cm,Design No.050C
Price.\550,800(in tax)Chair : EGG エッグチェア Arne Jacobsen
(DANSK MOBEL GALLERY Tel:03-6263-0675)
https://www.republicstore-keizo.com/dmg/
Time for Elegance Vol.8
2019年5月26日
今回は、窓辺からの眺めを楽しむ時間のご提案です。
個性のまったく異なる2脚のパーソナルチェアに、
MUNIの中でも最上の位置づけである、
インペリアルラインシリーズのラグを合わせました。アースカラーの椅子に対して、
ラグは、華やかなゴールドとブルーのカラーリング。
差し色のホワイトが、さらに視線をグッと引き込みます。
細かな萬字の地文様に織り込まれたモチーフは、
永遠を表す“エターナル・ノット”。
往時のクラシカルチャイニーズラグの姿を今に伝える、
気品あふれる一枚です。ボリューム感のある椅子を並べているからこそ、
ラグは繊細な意匠のものを選ぶことで、
お部屋の雰囲気が一段と芳しく、洗練された印象になります。いよいよあすは、展示の最終日です。
まだ未見のかたは、この機会に是非、お越しください。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。MUNI CARPETS
Size.91x152cm,Design No.023
Price➩Please contact us.Chair : EGG エッグチェア Arne Jacobsen
(DANSK MOBEL GALLERY Tel:03-6263-0675)
Time for Elegance Vol.7
2019年5月25日
本日は、書棚の前で
ゆったりと本を眺めながらくつろぐ時間のための
スタイリングのご提案です。新しいものと、古いもの。西洋のものと、東洋のもの。
それぞれの良さを理解しながら、
同じ空間に質感やテイストの異なるモノたちを組み合わせるのは、
洗練された知的な愉しみのひとつ。
中国のアンティークのシェルフの前に置かれた、
ミッドセンチュリーの名作・PK24。
ナチュラルな籐の座面のエッジに光る
ステンレスの留め金が、心憎いアクセントです。
足下に、オリエンタルな意匠の濃藍のラグを敷き込むことで、
知的で凛とした佇まいのムードが、より際立ちます。MUNI CARPTES
Size.137x198cm,Design No.112(856)
Price.\842,400(in tax)Chair:PK24 Poul Kjaeholm
DANSK MOBEL GALLERY (Tel:03-6263-0675)
Time for Elegance vol.6
2019年5月24日
今回は、1畳サイズのカーペットと、ラウンジチェアとの組み合わせをご紹介いたします。
ハンス・J・ウェグナーのザ・チェアの足元に、たっぷりとゆとりを持たせる使い方となります。
エレガントなデザインのカーペットが、椅子のラインの美しさも際立たせ、目の前にゆったりとした空間が広がります。例えば、窓際に陽の光を浴びながら寛ぐスペースを作ってはいかがでしょう。
普段使っていないお部屋を、またアレンジしてはいかがでしょう。
リビングの一角に、敢えてプライベートスペースを作ってみるもの楽しいでしょう。思わず過ごしたくなる、足元から感じる上質で心地よい時間が必ずそこに生まれます。
MUNI CARPETS
Size.91x183cm, Design No.82G
Price.¥561,600(in tax)Chair : pp503 THE CHAIR
(倉敷フィント Tel:086-476-7204)