萬福寺
2010年9月4日
京都の萬福寺に行ってきました。
お水を飲めども飲めども、一足進むごとに流れ出る汗・・・。
『このペットボトルのお水はどこに行ってるんだろう』と不思議なくらい。でも、一たび萬福寺に到着すると、そこはとても良い空気が流れていて、ヒンヤリとした感覚がありました。
『こういう場所はやっぱり違うんだね~』と話しながら、境内を散策。
ふと見ると、そこここに萬字文様が!
中国の明様式で建てられたこのお寺は、不思議とおおらかさと優しい雰囲気を持っていました。住職さんたちも、どこかのんびりとしているような。
気持ちの中にあるゆとりが全体の空気に現れているのでしょうか。萬福寺は、京都の宇治にある、日本三禅宗のひとつ、黄檗宗の大本山です。
隠元禅師が江戸時代に中国の福建省から渡来し、後水尾法皇や徳川家綱の崇を得て開創された寺院です。隠元豆は、この隠元禅師が伝えたものなのですね。
機会があれば、是非、足を運んでみてください。
とても開放された良い気持ちになれます。
倉敷ギャラリー 夏のフェア
2010年8月12日
Candles
2010年8月2日
先日、Candleを買いに行ってきました。
私は写真のものを1点選びました。
オレンジからイエローに近い暖色のグラデーションに菱形のシェイプのバランスが気に入った1点です。Candle JUNEさんのお店で購入したのですが、店内には超ビッグサイズのCandleもたくさんあり、本当はそのビッグサイズがほしかったのですが・・・。
小さいものはそれはそれで、手軽に動かせたりいくつかを組み合わせたりできるので最近はい2~3個を夜寝る前に灯して温かい中国茶と一緒にリラックスできるひと時を愉しんでいます。
夏の設え
2010年7月25日
インペリアルライン7
2010年7月22日
インペリアルライン6
2010年7月22日
インペリアルライン5
2010年7月19日
インペリアルライン4
2010年7月17日
今日は京都祇園祭の山鉾巡航です。
久々にお天気に恵まれ、山鉾の美しい装飾品もビニールカバーなしで堪能できたのではないでしょうか。祇園祭の装飾品といえば中国、ペルシャ、インド、の絨毯が有名です。
室町時代から江戸初期に伝わったこれらの絨毯の中には、現在、世界でも唯一、京都のみに残っている珍しいものがあります。これはこの祭りとともに、これらの品々も大切に守ってきた京都の町衆の心あってこそのものだと思います。本当に感動します。今日は、祇園祭の山鉾に飾られている中国の玉取り獅子の絨毯の原型になるものをご紹介します。インペリアルラインとして昨年制作いたしました。明の宮廷ではこの玉取り獅子の意匠がとても好まれて用いられていました。
インペリアルライン3
2010年7月16日
インペリアルライン2
2010年7月15日
牡丹唐草のボーダーに幾何学文様の作品です。
このたび再現したこちらの作品は清朝・雍正様式(雍正帝1723~1735)といわれ前作より繊細なラインをもつ唐草でボーダーを表現しています。
そして、フィールドの幾何学文様は古代ローマのモザイクの
幾何学文様です。
雍正様式のクラシカル・チャイニーズ・ラグにはこのような
立体表現の古代ローマのモザイク文様が用いられている例が他にも見られます。
この時代には、イタリアからの宣教師や宮廷画家などからヨーロッパ文化の影響を受けた美術品が作られるようになりました。
洗練された東洋の牡丹唐草と西洋の力強い立体的幾何学文様の
コントラストが生み出す不思議な感覚がこの作品の魅力となって
います。
この絨毯がかつて宮廷のどの部屋で使われていたか思いを
巡らせてみるのも楽しいですね。