news letter vol.3 : スモールサイズラグを愉しむ
2020年9月26日
MUNIでは、月に1度から2度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。
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思いがけずライフスタイルが変化した今年。
改めて住まいや暮らしについて見直すきっかけとなった方が多いようです。
家具を替えることでお部屋のイメージを変えることはできますが、お使いの家具を活かしつつがらりと雰囲気を変えることができるのが、“ラグmagic”。
その効果は、前号(2020.9.14配信)のnews letter の敷き替えイメージでもご覧頂いた通りです。
今回ご提案するのは、大きなサイズのラグではなく、小さいながらもピリリとしたアクセントとなり、お部屋の雰囲気までも変えてくれるスモールサイズ。
女性でも手軽にさっと持ち運ぶことができますので、一枚のラグを様々な場所でお愉しみ頂くことができます。視覚的なゾーニング効果に加え、ご自宅での気持ちの切り替えにもなります。
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そして、
お部屋の壁に【アートとして】
額装をしなくても、ピクチャーレールが無くても、61×122cmサイズまででしたら、虫ピンさえあれば簡単に壁に刺して頂くことができます。
(ピンを打てる壁材かどうかご確認のうえ、お試しください)
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【壁への取り付け方法】
① 虫ピン(オフィスピン)を2~4本用意する。
(26から27mmの虫ピンが最適です)
② 房の根元の平織り部分に虫ピンを刺し、
金槌などで壁に打ち込む。
一枚のラグから広がる、愉しく快適で上質な空間づくり。是非お試しください。
Reviving The World Treasure 〜MUNI IMPERIAL LINE〜
2020年9月19日
Reviving The World Treasure
〜MUNI IMPERIAL LINE〜
本日よりフェアがスタートしております。
昨日までは曇り空が続きましたが、本日は秋晴れの気持ちが良い天気となりました。
芸術性が高く、希少なコレクションをご覧頂ける貴重な機会ですので、
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
会 期:9/19(土)~9/28(月)
場 所:MUNI 倉敷ギャラリー
9/22(火)は営業いたします 9/23(水)は振替休店日とさせていただきます。
■新型コロナウィルス感染予防防止のため、
下記のように対策を実施させていただいておりますので、
何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
■店内へのご案内を1組様限定とさせていただきます。
予めのご予約頂いたお客様を優先的にご案内させていただきます。
ご予約なしでのご来店はタイミングによってはお待ち頂くことがございますので、予めご了承ください。
■ご来店の際には、マスクの着用とアルコール消毒にご協力くださいますようお願い申し上げます。
■スタッフのマスク着用・手洗い・うがい・消毒を徹底致します。
■店内の喚起やソーシャルディスタンスを心がけます。
安心してお楽しみいただけるよう、従業員一同、感染防止に最善を尽くしてまいります。
何卒、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
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news letter vol.2 : Spice of Life ~あなたの時間にときめきを~ ①
2020年9月14日
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今回から、「Spice of Life ~あなたの時間にときめきを~」という、楽しい設えイメージのシリーズをお届けしてまいります。
初回の設えは、お店でもよくご相談いただくお部屋のイメージに合わせてみました。
「ベージュトーンのソフトな印象のお部屋、レザーの黒のソファーがポイント使いとなっている空間へカーペットを敷いてみたらどうなるでしょう?」というイメージです。
カーペットを敷いてみる空間の設えは、こちらのイメージ。
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陽の光が差し込む明るいお部屋、床は白木の無垢、壁はクリーム色、そこに黒のレザーソファ(3シート)がどっしりと構えている。
カーテンはペールグリーンで爽やか、観葉植物とアートが心地よさを添えている。
リビングの広さは大体10畳ほどで、イラストには見えないけれど手前にはダイニングスペース。
そんな空間です。
■さて先ずは、MUNI の代表的なデザインの、濃紺の地に丸い蓮花文様のデザインで合わせてみましょう。
Design No. 009A: Size 137 x 198cmを設えてみます。
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カーペットの濃紺とソファーの黒が繋がり、1つのまとまった空間が生まれ、どっしりとしたモダンさも生まれてきます。
このカーペットならではの華やかさが空間をエレガントに引き締め、サイズ的に軽やかさも生まれています。
ブラックペッパーのような香り高い空気を、空間に運び込んでくれるでしょう。
■さて次は、シンプルな市松文様をモチーフとした1枚ではいかがでしょう。
Design No. 063B:Size 137 x 198 cm
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今度は、空間全体を印象付けているペールトーンと足元が穏やかに繋がり、ソファーの黒が一層引き立ちます。
足元を明るくすることで、空間全体が軽やかさを持ちつつ、このデザインと色味ならではのしっとりとした落ち着いた雰囲気も、しっかりと生かされてきます。
シナモンのように、甘みの中に少しピリッとしたもののある香りを呼び込みます。
■では、サイズを変えてみましょう。
こちらは、梅の小紋がメインのモチーフとなる、藍色のモノトーンで織り上げたシックなデザインです。リビングサイズとして代表的なデザインの1つでもあります。
Design No. 005:Size 183 x 274 cm
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藍色の濃淡ですが、最初の 009A 程色味が濃くないことと、ボーダー(縁取り)があることで、シックで落ち着いた雰囲気も出てまいります。
また、セッティングするサイズが大きくなると、自然とくつろぎのスペースもゆったりとしてきます。
ソファーの前足をカーペットに乗せることで、座った時の感覚が一層心地よくなり、ころんと横になったり、小さいお子様がいらっしゃったら一緒に積み木などをして楽しんでも良いですね。
フェンネルの渋みある香り高さのように、落ち着きとクリアな美しさを感じさせます。
■最後に、またデザインを変えてみましょう。
とても上品で華やかな、蝶と牡丹の文様の1枚です。
Design No. 069:Size 183 x 274 cm
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こちらのデザインを織り上げるにはとても高い技術が必要であり、数多く制作することは難しい、磁器のようにエレガントな印象を持つ1枚です。
どっしりとしたソファーとの相性も良く、足元からしっかりと支える上げる感じが致します。
陽が射すと、文様の華やかさが一層映えて、お茶のひと時も格別になりそうです。お好きなテーブルやクッションを一緒にセットしても良いですね。
ローリエのような、さわやかで透明感のある空気が流れるでしょう。
お客様のお部屋のイメージなどを仰っていただけましたら、この様にお部屋のシミュレーションサービスも行っております。お気軽にどうぞ!
* * *
news letter vol.1 : 汗ばむ季節も快適に
2020年8月22日
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カーペットにまつわるお話 〜夏編〜
【汗ばむ季節も快適に】
希少なプレミアムウール100%を素材とするMUNIのカーペットは、ウール自体が呼吸をして内部の熱や湿気を放出しつつ、エアコンの空気をパイル表面に留める優れた特徴を持っています。
冬暖かなのはもちろん、夏はひんやりと。一年を通して心地よくお使い頂ける所以です。
そしてもうひとつのMUNIの特徴のひとつとして、煩雑なお手入れ不要という点が挙げられ、目立った汚れがなければクリーニングは10年から15年に一度で十分です。過度なクリーニングは、ウールが持つ上質な油分まで取り除いてしまい、独特の滑らかな風合いが損なわれてしまうためです。
とはいえ、たくさん汗をかいた夏は少し気になるという方もいらっしゃるかと思います。そのようなときは、固く絞った清潔なタオルでの水拭きがお薦めです。
(合成洗剤やアルコール、重曹など、水以外のものは変色や硬化の原因となりますので、お使いにならないでください。)
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【手順】
① 水に濡らした清潔なタオルを固く絞る。
② 毛並みに沿ってカーペットの表面を滑らせるように拭き上げる。
以上です。
掃除機での日々のお手入れに、簡単な水拭きを加えて頂くだけで秋に向けたお手入れは完了。これまで以上に愛着が湧いてきます。是非お試しください。
※ お手入れやクリーニングについて何かご不明点がございましたら、いつでもお気軽にお尋ね下さい。 MUNI南青山本店 03-5414-1362 gallery@muni.co.jp 営業時間 11時〜17時 定休日 毎週火曜日 |
納品事例 M様邸
2020年8月20日
この度リビングにシャンラン・ラインから藍染めによるこちらのカーペットをお選びいただきました。
MUNI CARPETSでは豊富なデザインを取り揃えておりますが、あえて文様を用いない無地のカーペット シャンラン・ラインを制作しております。
素材本来の良さや天然の草木染による深いお色が一際際立ち、またそれをダイレクトに感じて頂けるシリーズです。
天然藍で丁寧に何度も染め上げられたこちらのカーペット。
手紡ぎ糸を使用しておりますので、自然にできる糸の太細により深く豊かな表情を持っております。
ご来店時、シンプル目なカーペットをお探しだったM様。
文様のあるカーペット含め、数枚お広げしご覧頂きました。
そして、お部屋の雰囲気やインテリアのデザインと色とのバランスをイメージされ、藍染めのブルー無地を大変お気に召して頂きました。
M様のイメージ通り美しいシンプルなインテリアとブルーの無地は見事に調和され、大変素敵な空間に仕上がりました。
リビングは家の心臓部ともいえる中心的な空間。
そのような大切な空間で、こちらのMUNI CARPETがM様にとって安らぎ、くつろぐために欠かせない存在になれば幸甚に存じます。
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F様からの嬉しいおたより
2020年8月9日
お客様からいただいた、嬉しいお言葉をここでご紹介させていただきます。
医療関係のお仕事をされていらっしゃる、F様。
新しくお求めくださったラグの写真と一緒に、近況をお知らせいただきました。
お仕事の都合上、しばらくの間ご自宅に帰ることが許されず、お仕事用の別邸で生活されていたそうです。
緊張感のある日々だったことと拝察しますが、そんな中でも「意外とストレスが溜まらなかった」とのこと。
その理由は、
「MUNIのカーペットに寝転んだり、クッションにもたれたりしていたお陰かもしれません」と、綴ってくださいました。
普段とは違う時間の流れや、慣れない空間の中でも、
《お守り》のように好きなものを置くだけで、安心できる自分の空間が作れる…。
改めて、F様のコメントから気づきをいただきました。
MUNIがF様の暮らしの中でそういった存在として置いていただけていること、
スタッフとしてとても嬉しく、心強く思います。
ご自宅の書斎や玄関、ソファのクッションにと、時間をかけて少しずつお気に入りのアイテムを増やしてくださっているF様。
いつも、一つ一つのデザインの背景まで楽しみながら選んでくださるので、
お話しさせていただくことが毎回楽しみです。
今後も是非、MUNIとともに、リラックスタイムをお過ごしいただけたら幸せです。
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「涼を演出する先人の智恵」 ~ Smart & Cool Summer ~
2020年8月8日
残暑お見舞い申し上げます。
今年は梅雨明けが遅かったこともあり、まだまだ厳しい暑さが続きそうです。
エアコンがなかった時代。
先人たちは暑くて過ごしにくい夏を少しでも快適にするため、智恵と工夫を凝らしました。
花入れを陶器から籠へ。
和紙張りの障子は簾戸に替え、
軒先に風鈴を吊るし、
玄関先に打ち水をする。
籠には鈴虫。
打ち水のように、実際に体感が下がるものもありますが、多くは“涼やかな音”、“涼しげな見た目”など、涼の演出。
今年は、例年以上に熱中症に注意を払わねばなりませんが、暑い暑い、と不満を言うだけではなく、
夏を愉しむ方法を考えた先人たちの姿勢から多くを学びつつ、“いま”をしなやかに受け止めたいものです。
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音楽教室の窓辺から
2020年8月5日
近くの美容院に通われていて、以前からMUNIが気になっていらしたというS様。
ご自宅で音楽教室を主宰されていらっしゃり、
教室の窓辺にある籐の椅子の足下に、シックなベージュ地のラグをお求めくださいました。
ホワイトとブラウンが基調のお部屋に、
濃紺のロータスモチーフが、リズミカルなアクセントをもたらしています。
観葉植物のグリーンも相まって、落ち着きがありながらも瑞々しい、
フレッシュな印象の空間が完成しました。
S様、朝晩にこの椅子で音楽を聴くのが日課とのことですが、
前よりもその時間が長くなったのだそうです。
つい足下に目をやって、ニコニコしてくださっている…とお話しいただきました。
聴覚から、視角から、触覚から…自分の好きなものに囲まれて過ごす、豊かな時間。
想像しただけで、うっとりしてしまいました。
これからの夏に向けて、是非満ち足りた素敵なひと時をお過ごし頂けましたら、幸甚に存じます。
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「山滴る」 ~Rainy Summer~
2020年7月29日
MUNI南青山本店は、静けさと緑に恵まれたロケーションにあります。
換気を良くしている今年はとりわけ蝉の合唱がよく聴こえ、すでに夏本番の様相を呈しているのですが、梅雨明けが遅く、雨が続きますね。
強い陽射しが照りつけていたと思うと、急にスコールのような激しい雨が降り始め、エントランスに広げている藍のラグを慌てて取り込みます。
“山笑う / 山滴る/山装う/山眠る”
とは、北宋の『臥游録』を出典とする俳句の季語。
山笑う、は花々がほころぶ春。
山装う、は樹々が色付く秋。
山眠る、は雪が降りひっそりとした冬
の様子が目に浮かぶ、情緒豊かな表現ですが、ひとつだけ、夏を表す“山滴る(したたる)”という情景が、これまでいまひとつ情景が浮かびませんでした。
でも今年。
雨があがったあとの色濃い緑から、強い陽射しを受けた雨露がポチョンと落ちる様子を見て、これが“山滴る”、なのかなと感じています。
あと数日で8月。
来週には立秋を迎えます。
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「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
2020年7月23日
Lotus, lotus and lotus!
毎年7月から8月なかばにかけて、蓮の花が見頃を迎えます。
皆さまのお近くには蓮スポット、ございますか?
東京では上野の不忍池で、いままさに蓮が人の背丈を超えるほどに成長し、幻想的な光景が広がっています。
仏像の台座にもなっている蓮は、仏教において特別で神聖な花。 泥水から生まれながらも、すくっと真っ直ぐに伸び、高貴な花を咲かせる蓮。咲いた花は泥には染まらず、清浄に満ちています。
きれいな水ではなく、むしろ泥水の養分を吸ってこそ、大輪の花が咲くのだそう。 その姿から釈迦は、“泥(困難や悲しみ)があればこそ、そこから立ち上がったあとには清らかな大輪の花(人生)があるのだ”と説きました。
古今東西、人々の心を捕らえ、様々なモチーフとされてきた蓮。
MUNIのラグの意匠にも、吉祥柄として多く取り入れられています。 凛として高貴な姿を見つけてみてください。
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