2010年7月16日
雲鶴文という慶びの兆しに現れるという瑞雲の間を飛翔する鶴の文様です。 クラシカル・チャイニーズ・ラグの中でも雲鶴文はよく用いられていました。 この雲鶴文は17世紀、清朝、康熙帝(1662~1722)様式の意匠です。19世紀以降の写実的表現に対し、この時代のものは出来るだけ 単純な線で図案化されたものです。 このユーモラスでモダンさも兼ね備えた当時の文様こそがチャイニーズ・ラグの真骨頂だと思います。
雲鶴文という慶びの兆しに現れるという瑞雲の間を飛翔する鶴の文様です。
クラシカル・チャイニーズ・ラグの中でも雲鶴文はよく用いられていました。
この雲鶴文は17世紀、清朝、康熙帝(1662~1722)様式の意匠です。19世紀以降の写実的表現に対し、この時代のものは出来るだけ 単純な線で図案化されたものです。
このユーモラスでモダンさも兼ね備えた当時の文様こそがチャイニーズ・ラグの真骨頂だと思います。
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