MUNI CARPETS

「ラピスラズリ」のブルー

2008年11月17日

この石の名前をご存知でしょうか。
先日ふとしたことからこの名前を耳にし、
しまってあった石を出してきました。
ラピスはラテン語で「石」
ラズリはペルシア語で「青」
といった意味だそうです。

私がラピスラズリと聞いて連想するものの一つに
ヨハネス・フェルメールの作品があります。
中でも『真珠の耳飾りの少女』には、17世紀当時には
金と同じくらい高価だったとされるラピスラズリの
顔料(ウルトラマリンブルー)がふんだんに使用さ
れています。
非常に鮮やかで引き込まれるようなこの青は、
フェルメール・ブルーとも呼ばれ、多くの人の目を
惹きつけ、人々の心の中に残され続けています。
私もその一人です。

写真には下にMUNIのブルー(藍色)のラグを
敷いています。同じ17世紀に活躍したブルー同士、
大陸は違っても、ブルーのもたらす安らぎや落ち着き
は色褪せることなく今も昔もこれからも、ずっと変わ
らないことでしょう。

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