NO.063
2012年3月7日
かつてのクラシカルチャイニーズラグ特有の色、天然藍の濃淡のみで織り上げました。
フィールドは、中国では”方格花文”、日本では、”霰文”、”市松文”などと呼ばれる魔よけの願いが込められたデザインです。
周りの雷文(回文)は、稲妻を表し、雨をもたらし万物への恵みを願う意味が込められています。古代ギリシャ・ローマでも用いられてきました”グリークキー”と呼ばれています。濃淡バランスの美しい一枚が織りあがってきておりますので、お近くへお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。
少しづつ春を感じられる気候となり、倉敷の美観地区では恒例のお雛巡りも始まっております。
3月11日(日)まで
柔らかい春風に包まれて、散策をお楽しみいただければと思います。雷文辺方格花文氈
size91x183cmから
染料:藍