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news letter vol.31 : Coffee table book(s)の ススメ

2022年6月1日

MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
その内容をこちらでも紹介させていただきます。

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雄弁なアイテム

Coffee table books


 海外の要人がメディアのインタビューを受ける場面で、その背後に本棚が映り込んでいるのをご覧になったことがあるのではないかと思います。
彼らは、セルフイメージ作りのために背景やシチュエーションを細かく指定することが多いと聞きます。

書斎や書棚は、その持ち主がどんな人物であるか?どんな思考なのか?を語りますね。
その意味において、自分らしいインテリアを作るときには、「本」が静謐かつ雄弁なアイテムとなります。


飾って愉しむ、Coffee table books

今回オススメしたいのは、「本」をインテリアのスパイスとして効かせる使い方です。 
 海外では、ソファの前などに置く背の低いテーブルをCoffee tableと呼びます。そしてそのCoffee tableに平置きにしてインテリアとして見せる本を【コーヒーテーブルブック Coffee table book(s)】と呼びます。もともとは訪問客が手持ち無沙汰にならないためのもてなしとして置いていたものだそうです。

現在では中身を読破することよりも、背表紙のタイトル文字、装丁の美しさを愛で、飾って愉しむことに重きが置かれます。
季節やインテリアと、表紙の色で統一感を持たせるとより素敵ですね。

とは言え、
自宅であっても、執務室であっても、ショップであっても、その主(あるじ)と全く関係の無い内容の本を飾ったのでは、むしろ空虚に映ってしまいます。
興味ある分野、関係する分野の内容の「美しい」本を置くことが、自身の知的好奇心を満たし、自分らしいインテリアに深みを与えます。

主(あるじ)の趣味趣向を醸し出すCoffee table booksは、訪れた方々の目をも楽しませ、会話が弾んでいくことでしょう。

飾りたくなる本。
手にとって広げたくなる本。
ページを繰ると好奇心を掻き立ててくれる本。

思い浮かぶのはどんなジャンルですか?
インテリア、アート、自然、あるいは料理?
例えば海外のインテリア本をつぶさに見ていると数々のヒントが散りばめられており、インスピレーションの宝庫なのです。

ご自宅の本棚に眠っている素敵な本があったら、まずはリビングルームのコーヒーテーブルやコンソールにディスプレイしてみてはいかがでしょう。

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