MUNI CARPETS

news letter vol.8 : Spice of Life ~あなたの時間にときめきを~ ④

2020年12月15日


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今回はエントランスの設えです。
よく、「玄関には横置きでしょ?」というご相談を頂きます。

横置きと縦置き、それぞれの設えで空間はどう変わるのでしょう。
「横置き」のイメージはよくわかりますが、「縦置き」のイメージが湧かない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、マンションと和モダン、2通りのエントランスで見ていきます。
カーペットを敷く空間のイメージは、こちらです。

■マンション■

間口は150cm幅。エントランス兼廊下の奥行きは、正面の壁までが 8m ほど。廊下の途中から、左右の部屋へと廊下が繋がります。正面奥はリビングで扉を開けると、陽ざしが見えます。スッキリとしたモダンな作りです。

■和モダン■

上がりの間口は120cm幅、通り土間は 60cm幅。お玄関と廊下を兼ねた杉板部分の奥行きは5mほどとなり、奥正面から右へ曲がり室内へと続きます。廊下正面はガラスの向こうに中庭が見えます。

では、それぞれの空間に横置きと縦置きでカーペットを設えた時、どのように見えるのでしょう。それぞれの素敵なところはどこか、見てみましょう。


■まずはマンションに設えた場合から。

最初は、金茶色を基調としたデザインでのご紹介です。
Design No. 041 
Size 61x122cm
Price: JPY290,400 (税込)

設えた空間イメージ

全体の印象は、カーペットが空間の仕切りとしてきちんと存在し、スッキリとした雰囲気を演出しています。日本ではとても馴染みのある設え方ではないでしょか。
またこちらの金茶色をベースにし、藍の濃紺で草龍文を織り出したカーペットは、大変モダンなデザインの1枚です。クラッシックなカーペットには必ず入っている縁取りを省いているため、とてもモダンになり、スッキリとした広がり有る設えを演出できます。

マンションのシャープなイメージの空間へ、有機的な柔らかな広がりを呼び込むようです。「守り神」の意味を持つ龍のモチーフが素敵なPOINTとなっていきます。
ホワイトペッパーのような、やわらかな香りにピリッとした刺激を伴うような、メリハリのある空間を演出することでしょう。


■次は同じマンションのエントランスで、縦置きをした場合となります。

色味も変えて、ブルーのカーペットで合わせてみました。
Design No. 107A
Size 70 x 335cm
Price: JPY962,500(税込)

設えた空間イメージ

全体の印象は、全体がしっくりと落ち着いた様に感じることが出来ます。
今は手前にカーペットを設えていますが、通り土間があるので、廊下の中央に設えても素敵ではないでしょうか。

お茶に喩えると、露地を歩いているときのような、素敵な気持ちも味わえるかもしれません。 こちらのデザインは、杉板や漆喰などのような明るい色味の自然物との相性もとても良く、重厚感があるデザインでありながら、とても爽やかに空間を演出します。文様が持つ、「幸福の集まる所」という意味もさることながら、幾何学文様のリズミカルでスッキリとしたデザインが、お玄関という大切な場をしっかりと足元から設えていきます。 
タイムの持つ清々しい芳香の様に、空間を生き生きと彩って支え上げていくことでしょう。


■次は和モダンの建築での設えです。

マンションと同じデザインで設定してみます。
Design No. 041
Size 61x91cm
Price: JPY217,800 (税込)

設えた空間イメージ

全体の印象は、マンションの場合と同じように、空間をスッキリとさせる間仕切りの効果も出ています。床材をしっかりと見せたい場合なども、このようなサイズだと面白い設えが出来るのではないでしょうか。日本家屋独特の、木と珪藻土や漆喰の空間にとてもよく馴染んでいます。

また、私たち日本人にもなじみ深い龍の文様は、お玄関に選ばれる方もとても多いデザインの1つです。ちょっと笑っているような表情のこの龍のデザインは、和やかな空気も呼び込んでくれるのではないでしょうか。ホースラディッシュのように、柔らかな刺激性をもって、ポイントとなる香り付けとなってくれることでしょう。


■次は同じ和モダン建築のお玄関に、縦置きをした場合となります。

こちらもマンションと同じブルーのカーペットで合わせてみます。

Design No. 107A
Size 70 x 335cm
Price: JPY290,400 (税込)

設えた空間イメージ

全体の印象は、全体がしっくりと落ち着いた様に感じることが出来ます。
今は手前にカーペットを設えていますが、通り土間があるので、廊下の中央に設えても素敵ではないでしょうか。お茶に喩えると、露地を歩いているときのような、素敵な気持ちも味わえるかもしれません。

こちらのデザインは、杉板や漆喰などのような明るい色味の自然物との相性もとても良く、重厚感があるデザインでありながら、とても爽やかに空間を演出します。

文様が持つ、「幸福の集まる所」という意味もさることながら、幾何学文様のリズミカルでスッキリとしたデザインが、お玄関という大切な場をしっかりと足元から設えていきます。タイムの持つ清々しい芳香の様に、空間を生き生きと彩って支え上げていくことでしょう。

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