海の見えるマンションの一室から
2020年1月12日
海の見える、高台のヴィンテージマンションにあるK様邸。
つい先日、納品にお伺いしました。
黒いレザーのソファに合わせたのは、微妙な濃淡で織り上げられた深い藍色のカーペット。
プレミアムウールのきめ細やかなタッチが、しっとりとした黒革の質感をより美しく引き立てます。
優しいブラウンの床との対比も相まり、スタイリッシュで格調高い雰囲気です。
一方、紺碧を見渡す窓辺には、清楚なホワイト&ブルーの一枚をチョイス。
“ブルー”をキーカラーに、リビングと窓際・それぞれにイメージの異なるデザインを置いたことで、
変化の富んだ、生き生きとしたスタイリングが完成しました。
店頭では、「ブルーをお部屋に入れると暗くなるかも」とのご心配を 良く耳にしますが、全くそんなことはありません。
天然藍の深みのある色にこそ、落ち着きのある明るさが宿るのです。
ちなみに、敷込み後、ラグの上に座られたK様が最初に仰ったのは「気持ちいい…!」という一言でした。
鉄筋のマンションでの暮らしは、フローリングから脚に直接伝わる衝撃で、
知らず知らずのうちに疲労を溜めていってしまうもの。
カーペットのみっちりとした手紡ぎ糸の弾力が、 床からの当たりを和らげ、身体を楽にしてくれることと思います。
時間をかけて作り上げてきたインテリアの総仕上げに、MUNIを選んでくださったK様。
お家で過ごされる時間が今までよりも心地よく、満ち足りたものになりますよう、心から願っています。