MUNI 投稿記事一覧
本物に触れることの大切さ
2016年6月16日
Exotic Garden of MUNIを開催するにあたり、
イメージソースにあった、 「ゴーギャン」 というキーワード。以前行った展覧会の図録を、本棚から出して、見返してみました。
もう7年も経ってしまったことに驚きながら、
記憶をたどりつつ、大画家の作品の素晴らしさを再確認。でも、図録を見返した一番の感想は、
本物はこれ以上に美しかった、感動したなあ…という思いでした。
あのとき観た、
『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』。
照明を浴びて、絵画自体がほのかに輝いているような表情は忘れられません。大きさ、色、質感、重さ、匂い。
本物をじかに観た、実際に触れたという経験でしか得られない、
語れないものが、確かにこの世にはあるようです。それはどんなものでも共通、
カーペットにおいても同じことですね。Exotic Garden of MUNIの会期も半分を過ぎ、
今月20日(月)まで。このときだけのMUNIの世界を、ぜひ目撃しにいらしてください。
音楽スタジオに広がるMUNIの世界
2016年5月14日
自分らしく暮らすこと
2016年4月11日
昨年11月号の家庭画報にてMUNI CARPETSと出会い、
お問い合わせくださったH様。
実際にご来店くださり、第一印象でお気に召していただいた御品物をご自宅のリビングにご決定くださいました。
ご自身で設計され、これまでのお仕事で集められてきた素敵な作品で構成された空間。
木の温もりと、大きな窓から差し込む光の中、活き活きと輝く
MUNI BLUEのカーペットとクッション。
今までの経験から行き着いた「日本人の暮らしに合うカーペット」
を永年お探しだったとお話くださいました。
H様の御眼鏡に適った御品物は、シンプルながら味わい深く、
手仕事ならではの表情が活きる藍濃淡の一枚です。
お家に招かれるご友人の皆様と、笑顔溢れる素敵なひと時を
お過ごしいただけますよう願っております。
Vecchio Bambino 2016 Primavera
2016年4月3日
昨日の業務終了後に偶然にも素敵なクラッシクカーと遭遇しました。
そこにはBUGATTI T13、ALFA ROMEO GIULIA 1300GT JUNIOR、CITROEN DS 23IEなど、
ずらっと集合したクラッシクカー達は今日、明日開催される「Vecchio Bambino 2016 Primavera」というツーリングイベントに参加するそう。
大会名称のVecchio Bambinoベッキオバンビーノとは、イタリア語で永遠の少年の心を持ち続ける大人、永遠の少年を意味するのだそう。とても素敵なイベントです。
きっと参加者の大人達はそのクラッシクカーのエンジンと同じくらいうるさく(いい意味で)拘りやロマンを話すことでしょう。そんな純粋な感性を持ち続ける大人達に愛された古い車はこれからも長く愛されるだと思います。
もしかすると持ち主より長く生き続ける可能性もあったりして。
本当に美しいモノは、ただのモノではなく感動や癒しを永遠に与えてくれます。
そんな美しいモノを美しいと感じれる感性こそが人間のもっとも素晴らしいところかもしれません。
本日の倉敷はぱっとしない天気ですが、是非外に出てみて下さい。
桜も綺麗ですし、心躍る車に出会えるかもしれませんよ。
燦々と
2016年3月28日
本日発売 “VERY”
2016年3月7日
感性で愉しむラグ選び
2016年2月29日
一目で、こだわって選ばれたのだとわかるお椅子。
使い込むと飴色に光る松本の椅子に
それぞれの個性に合わせて
MUNI のチェアラグお選びいただきました。お写真をいただいて、なるほど、だからこのラグを! と思ってしまう、ぴったりの組み合わせばかりです。
前衛的な背もたれのシルエットが印象に残るお椅子には、
MUNI の中でもモダン& ポップなのプル文様の意匠を。トラディショナルなウィンザーチェア、ロッキングチェアには
蓮唐草がたおやかな、グラデーションの美しいホワイト& ブルーのラグを。そして肘掛けのお椅子には輪郭のくっきりとした花菱の意匠。
毎日を過ごす食卓のお椅子にはスタンダード、けれども二つと同じ景色のない、無地のラグ。おうちのあちこちで、チェアラグが自分にぴったりの居場所を持ち、嬉しそうにも、誇らしげにも見えるのは、
素敵なお写真はもとより
きっとお客さまが感性豊かに、楽しんでお選び下さったからではと感じます。10 数年前に雑誌に載っていた藍色のMUNI CARPETS がお目に留まり、
折にふと、思い出していただいたそうです。これから20 年、30 年、それよりもずっと長い時間をともに過ごす道具として、ご愛用いただけますことを願っております。
同じ時を重ねて
2016年2月6日
「松竹梅~新年を寿ぐ吉祥のデザイン」展
2016年1月17日
休日に、根津美術館の「松竹梅~新年を寿ぐ吉祥のデザイン」展に行ってまいりました。
冬の厳しい寒さの中でも、松竹は緑を絶やさず凛とした佇まいを見せ、
梅は春一番に花を咲かせることから、
高い精神性を持つものとして、「歳寒三友」の名で親しまれてきました。
日本では、室町時代にその概念が中国から輸入され、
以降、さまざまな芸術のモチーフになり愛されています。
展示では、南宋のものから江戸時代まで、
松竹梅の絵画や陶磁、染織品が並べられていました。
普段、松竹梅のモチーフにそこまで注意を払っていませんでしたが、
日常の器などにも、多くのものに配されていたことに気づきました。写真のカーペットは、まさにその梅の花の小紋をあしらったカーペットです。
藍の濃淡で織りなされた梅の花は、日差しを浴びると、一層美しく輝きます。
華やか且つ気品を感じさせる一枚です。MUNI南青山ギャラリーから根津美術館まで、歩いて10分ほど。
厳しい寒さが続いておりますが、
お天気のいい日には、青山で芸術散歩などはいかがでしょうか。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
新春に寄せて
2016年1月9日