映画「おくりびと」
主演の本木雅弘さんがインタビューで、藤原新也・著「メメント・モリ」がこの映画を作るきっかけとなったと語っていました。
とても重いテーマのように感じていたこの本を、私も開いてみました。
そこにはやはり、生きた生と生きた死が、写真と詩によって語られているのでした。
そのなかでも、今の自分にとても響いてくるページがありました。
ひとがつくったものには、ひとがこもる。
だから、ものはひとの心を伝えます。
ひとがつくったもので、
ひとがこもらないものは、寒い。
本質をついている言葉でした。
MUNIのカーペットもきっと「心」を伝えているのだと、感じました。