news letter vol.38 : 年末ご挨拶に替えて
2022年12月29日
今年も残すところわずかとなってまいりました。
皆さま新年のご準備にお忙しいころと存じます。
今年も一年、MUNI CARPETSをご愛顧下さりありがとうございました。心より御礼申し上げます。
皆さまにとって、2022年はどのような一年でしたでしょうか?
MUNI CARPETSでは、【しみ取りワークショップ】、【売りませんDAY】といった、新たな試みに挑戦した年でした。
ホームページやInstagramなどでもご紹介しておりましたが、改めてご紹介させて頂きますと、まず【売りませんDAY】については、オープンキャンパスならぬ、“オープンMUNI” として皆さまにお気軽にお店を愉しんで頂きたいという想いを込めて、売りませんDAYという日を設けています。文字通り、カーペットをお売りしない日です。
これは、以前から多く頂いておりました「ちょっとだけ見たいけれど、買わないのに行きずらい」、「敷居が高くて店に入りずらい」という皆さまからのお声を受けたものです。
バザールで掘り出し物を探すような、ワクワク感を味わっていただけるよう、普段とは陳列も少し変えて皆さまをお迎えしています。
もうひとつの取り組み【しみ取りワークショップ】は、ご購入前、ご購入時そしてお求めの後も、「コーヒー、ワインなど、何かこぼしてしまったらどうすればよいですか?」という多くのお客様のご心配ごとにお応えしたものです。
ご参加くださった皆さまからは、
「自分でお手入れできるとわかって安心した」
「カーペットを使うのが怖くなくなった」
「より一層カーペットへの愛情が沸いた」
というご感想を頂き、わたしたちスタッフも嬉しく感じています。
ご自身で実際にシミ取りを体験していただくことで、より快適なカーペットライフにつなげて頂いている実感があります。
このワークショップのときはとりわけリラックスして参加してくださる方が多く、お客様と近い距離感でお話ができるというのも、スタッフが楽しみにしている点です。
【しみ取りワークショップ】、【売りませんDAY】どちらのイベントも、回数を重ねるごとに皆さまにも少しづつ取り組みが浸透し、「MUNIってこんなことしてるんですね」「こういうイベントがあると安心です!」などなど、お陰様でご好評を頂いております。
また来年も、倉敷本社店・南青山本店ともに開催してまいります。どうぞお気軽にご参加ください。
「手織り絨毯の店は敷居が高い」と皆さまがお感じになるひとつの理由に、日本人が圧倒的に手織り絨毯に触れる「経験値」が少なく、何か魑魅魍魎とした(笑)よく解らない存在であるということがあるのではないかと思っています。
ジュエリーや時計、洋服やバッグなどと違って、果たしてどれくらいの価格帯のものなのか、またどれくらいの価値があるのか、どのように扱うものなのか、皆目見当がつかない。なじみがなければ解りようがありませんよね。
今やカーペットは日本のインテリアにとってなくてはならない存在になりました。
その中でも「手織り絨毯」という最も魅力的なアイテムを、欧米の人々のように身近に感じて愉しんでいただけるよう、かつてワインが日本に入ってきたときのように、私共MUNIは、クラシカル・チャイニーズ・ラグのみならず、「手織り絨毯」の素晴らしさを、より親しみやすく、より多くの皆様にお伝えできるような取り組みを、2023年も引き続き続けてまいります。何卒、来年もお引き立てくださいますようお願い申し上げます。
皆さまと、皆さまの大切な方々のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。
どうぞ穏やかで暖かな年末年始をお過ごしください。
2022年12月29日
MUNI CARPETS
スタッフ一同