news letter vol.17: Spice of Life ~あなたの時間にときめきを~ ⑨
2021年5月15日
MUNIでは、毎月2回ペースでメールマガジンをお届けしています。
こちらでもその内容を紹介させていただきます。
Spice of Life ⑨では、「モダンシノワズリ」をテーマにお届けいたします。
シノワズリとは … 17世紀中頃~18世紀にヨーロッパで流行した、中国趣味の様式。
それは、単に『中国風』をいうのではなく、『西洋の審美眼を通したもの』を指します。そのどこまでも優美で幻想的な姿に、ヨーロッパの人々は遠い東洋の国への憧れをいだき、その思いを絵画や陶磁器、そして家具へと投影したのです。
そして20世紀初頭。清王朝が滅ぶと共に、宮廷への献上品であったクラシカル・チャイニーズラグは西洋へともたらされました。そのクラシカル・チャイニーズ・ラグは、当時興ったアールヌーボーやアールデコ様式など、より先進的なインテリアと出会い、「モダンシノワズリ」というインテリアスタイルとして、世界へと広まって行ったのです。
MUNI が提案する「モダンシノワズリ」は、デコラティブではなく、むしろ整然としてすっきりとした空間です。
東洋の豊かな精神性と美意識が、西洋のモダニズムと融合し、今の私たちの暮らしを奥深く豊かに演出して行きます。
◆ 空間のイメージ ◆
今回のイメージは、大きなスクリーンのあるシアタールームです。
左の壁面から右のスクリーンまでは、おおよそ 5 m 程、お部屋の奥行きは、8m 程の空間です。
カーペットは、213 x 305 cm :ブルー&ホワイトを基調としたエレガントな配色で合わせました。
このスッキリとしたシャープな空間に、1枚の MUNI CARPETS を設えてみましょう。
そこには上質なシノワズリの香りが漂い、心も喜びいつまでも居たくなる空間へとなることでしょう。
◆ #1 丸い蓮花文様が象徴的な No.010 ◆
藍染のブルーが陶磁器のようにキリリと美しい、No.010 を設えてみます。
とてもシャープで華やかな印象が運び込まれました。
縁取りの唐草文様が、東洋的な「エレガンス」を空間に運び込み、モダンシノワズリが生み出す上質な空気感を
大いにお楽しみいただけることでしょう。
カーペットを設えることで不思議と空間が広く感じるところも、楽しみの1つです。
◆ #2 クラシカルで上質な空間を作り上げる No.040C ◆
MUNI の制作するカーペットの中の特別なライン、IMPERIAL LINE から、No.040C を設えてみました。
その魅力は、優しい佇まいの中に、クラシカルな重厚感を感じるところです。
このカーペットのメインとなるモチーフ、蓮唐草文様は、モダンな空間の中へまるで命を吹き込むように、
ダイナミックな美しさを演出します。クラシックなデザインだからこそ生まれる、エレガントで上質な
「モダンシノワズリ」を作り上げます。
◆ #3 幾何学文様のシンプルさが美しい No.018A ◆
No.018A は、そのデザインが幾何学文様の直線のみで構成されています。
この独特の蓮花文様は「花菱」と呼ばれ、古くは敦煌の莫高窟でも見ることができます。
古の文様はとてもモダンで美しく洗練され、現代のモダニズムとも呼応し、上品な空間を作ります。
東洋の美意識の宿った空間は、シャープな中にも深みのある美しさが生まれ、
それこそが「モダンシノワズリ」というインテリアスタイルの醍醐味でしょう。
◆ お好きなイメージは…? ◆
いかがでしたでしょうか。
シノワズリとは、フランス語の「シノワ chinois 」から生まれました。
中国の美しい文化や美術品への憧憬から生まれたこの様式は、一度西洋の審美眼を通すことで益々洗練され、
現代では一層モダンな美しさを纏って、私たちの暮らしを生き生きと彩ってくれます。
スッキリとして無駄を省きながら、奥深く豊かな時間を運び込んでくれるとても素敵な設え、「モダンシノワズリ」。
20世紀初頭から始まり、現代にもそのスタイルは受け継がれ、今なお世界の有名インテリアデザイナーたちによって
取り入れられている、永遠のスタイルです。
画像合成によるシミュレーション・サービスのご案内
カーペット選びの際に、どの1枚が空間に合うか迷うことはございませんか。
そのような時は、MUNI のシミュレーション・サービスをご利用ください。
今回の “ Spice of Life ⑨ ” でもご紹介の様に、実際の空間にカーペットを敷きこんだような
画像を作成いたしますので、より現実的で具体的なイメージを感じていただけます。是非、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
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