ENTRANCE[ エントランス ]
Design No.044
逆目から撮影しました。文様がくっきりと浮き立って見えます。
順目から撮影しました。文様が優しく見えてきます。
逆目から撮影しました。蘇芳で染めた赤と、藍で染めた紺とのコントラストが、ポップで素敵です。
順目から見ると、ウール本来のソフトな風合いも感じることが出来ます。
赤い蝙蝠は「溢れるくらいの幸福」を、呼び込みます。使い込むと「蘇芳」で染めた赤は、レンガ色や橙色を通り、やがてはやわらかな山吹色へと変化していくでしょう。
複雑な藍の濃淡で織り上げられた蓮の文様は、幸せと繁栄を呼び込みます。
縁取りは雷(命の水)の文様と、梅(喜びの魁)の文様とでデザインされています。
縁取り(ボーダー)の大胆なデザインからは、コンパクトなサイズながら力強い楽しさが味わえます。
蝙蝠が飛び交って、幸運を運んできてくれているようです。ウールのしなやかさと繊細さが、この文様を優しく生き生きと織り出しています。
とてもふっくらとした美しい1枚です。しっかりと手で紡がれたパイルの1本1本を、感じて頂けるのではないでしょうか。
光を浴びて、大胆なだけではない、優しく繊細な表情も見せてくれます。
「ただいま」の時には、この様に見えるでしょう。帰宅が楽しくなりそうです。
手紡ぎ糸ならではのふっくらとした踏み心地は、体と心にリラックスをくれます。
1.5 cm ほどある厚みからは、使い心地の良さが感じられます。
シリアルナンバーできちんと管理されています。
バタフライスツール(W42.5cmXD31cmXH38.7cm)とのサイズ比較です。
バルセロナスツール(W59cmxD59.5cmxH39cm)とのサイズ比較です。足元だけで楽しんでも素敵ですね。
この度ご紹介するカーペットは、玄関、エントランスなどにふさわしい、幸運を呼び込む赤い蝙蝠(コウモリ)文様がチャーミングで華やかな印象のこちらの1枚になります。
こちらのカーペットに用いられているモチーフは、蝙蝠・蓮・雷・梅です。
蝙蝠は「蝠」と「福」が同じ音通から幸福を呼び込むモチーフとして古くから愛され、さらに「紅」と「洪」が同じ音通から溢れるばかりの幸福を表しています。また、フィールドの地模様にデザインされている蓮花は、人々の幸せと繁栄を表しています。
縁取り(ボーダー)には外側(メインボーダー)に雷、その内側(セカンドボーダー)に梅がデザインされています。雷は、恵みの雨を呼ぶもの、そして守り神である龍の化身とされ、命の水をもたらし、人々を守ってくれるとされてきました。
梅は「慶びの魁」と言われ、厳寒の中で最初に美しく花開き馥郁とした香を放つことから、志の高さの象徴とされてきました。
この1枚のもつ大きな魅力は、手紡ぎの糸に染めこまれた天然染料が放つふくよかな風合いです。
そして、微笑ましささえも感じさせるメインモチーフの蝙蝠のちょっとおどけた表情は、楽しさと可愛らしさと共に空から幸運が舞い降りてきたようにも見えます。
その蝙蝠を際立たせているのは、地模様になっている蓮花のモチーフです。藍色の糸の濃淡で繰り返し織り出されているこのモチーフは、じっくりと見てみるととても複雑な配色になっています。
少し離れて見てみると、まるでグラデーションをかけたようにも見え、全体の調和に欠かすことのできない、大胆さの中のソフトなムードを生み出しています。
また、メインボーダーの雷文様は、くっきりと潔いホワイト&ブルーの配色で織り出され、少し太目の糸で織り上げられたそれは、コンパクトなサイズに力強さを運び込んでいます。
セカンドボーダーの清純な可愛らしさが魅力の梅文様は、蝙蝠の赤と呼応して全体のバランスを程よくとっています。
長い年月を使い込んでいくと、やがてはこの蝙蝠と梅の「赤」は、レンガ色から橙、そしてやわらかな山吹色へと変化を辿り、カーペット全体が少しシックで上品な風合いへと育って行きます。
エントランスはもちろん、本棚やチェストとの組み合わせ、またお気に入りのチェアの足元などへ設えてはいかがでしょう。
きっと敷きこんだ瞬間に、楽しさと元気を運び込んでくれるインテリアが生まれることでしょう。
モチーフそれぞれの意味も楽しみながら、ふと頬の緩むような笑みを暮らしの中に呼び込んでください。
使用染料: 藍 蘇芳
倉敷店スタッフD
※ こちらのデザインはその他のサイズでも制作しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
Design No.044
Ser.No 28290
SIZE 55×75cm
SOLD OUT