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Design no.018A

Design No.018A・雷文辺蓮花文氈・61x91cm 。
スッキリとした幾何学文様が美しい、モダンなデザインの1枚です。

フィールドの文様は蓮の花を表した「花菱」です。
蓮の花は沢山の種を実らせることや「蓮」と「連」が同発音であることから、幸福な結婚と子孫繁栄を願う文様として用いられてきました。
また泥の中から美しい花を咲かせることから、仏教伝来と共に清浄の意味も持つようになりました。

「花菱」は甘粛省のシルクロードにある中国世界遺産の仏教遺跡・敦煌莫高窟の壁画にも見られる古典的な蓮の文様です。
2000年近く昔の文様ですが、今見てもなお新しくスッキリと美しい魅力にあふれています。

ボーダーの雷文(回文)は欧米ではグリークキー、メアンダーと呼ばれ、稲妻を表しています。
稲妻は恵みの雨をもたらす物と同時に龍の化身でもあります。

落ち着いた印象の Ivory の地色に天然藍の Blue がピリッと効いたシャープな印象が魅力の Design no.018A 。
とても洒落た雰囲気を漂わせた1枚となっています。

使用染料: 藍 槐 茶葉

※ こちらのデザインはその他のサイズでも制作しておりますのでお気軽にお問い合わせください。