MUNI CARPETS

LIVING[ リビング ] / DINING[ ダイニング ]

Design No.018A

  • 順目から撮影しました。ウールに光沢があり艶やかに見えます。

  • 逆目から撮影しました。 文様が濃くはっきりと見えてきます。

  • 雷文様のボーダーが洗練された重厚な額縁となっています

  • 最上等級の灘羊ウールの肌触りは夏でもチクチク感がなくサラッと快適にお使いいただけます

  • 濃い藍染の地色は薄らとアブラッシュ(手紡ぎの糸を手染することによって生まれる濃淡)が現れシンプルなデザインに味わいをを与えています。

  • 上品なクリームベージュの地色に蓮文様が上品に浮かびます。

  • 文様の輪郭のホワイトが立体感を生み出しています

  • 上品なアブラッシュが景色となっています

  • 厚みは約1.5cm 手紡ぎ糸をしっかりと高密度に織り上げていますので耐久性に優れ、また非常に弾力があり、お部屋に快適性をもたらします

  • シリアルナンバーで職人や、制作時期などしっかりと管理されています。

  • ソファー サイズW1680 × D730 × H605 mmとの サイズバランス

  • コーヒーテーブル W1200 x D600 x H 370 mmとのサイズバランス 

この度ご紹介するのは、リビングやダイニングにゆったりとお使いいただけるsize 183x274cm のDesign No.018Aです。

こちらのNo.018Aは、一見すると、ギリシャ建築やローマのモザイクの意匠を想起させる文様で、西洋と東洋が融合したボーダーレスなイメージを醸し出しすところが魅力の一枚です。

デザインの特徴は、フィールドには、奈良時代に大陸から日本にも伝来した、シルクロードの敦煌莫高窟の壁画にも描かれている蓮花の幾何学文様が全面に用いられています。(日本では花菱文様と呼ばれています。)

蓮の文様は繁栄を意味し、古来より人々の願いを叶えるために様々な物に描かれてきた文様です。
また、蓮はオリエントから東に伝わり、仏教と出会うことで、泥の中から美しい花を咲かせることから清廉な心を表しています。

また、広めにとられた深い藍の縁(ボーダー)にバランスよく余白を残して白抜きで雷文が織り込まれています。
雷文はギリシャやローマで「メアンダー」と呼ばれる伝統装飾文様でもあり、中国とともに古代文明の発祥の地において多元的に用いられてきました。
中国においては稲妻が元になっており、雨をもたらし大地に恵みを授かるという願がこめられています。
また、雷は龍の化身と言われており、龍神様の力によって願いを叶えるという想いも重ねられています。

こちらの一枚の特徴は、フィールドの地色のベージュが非常に上品で柔らかなクリームベージュに仕上がっており、
文様の縁取りに使われているホワイトとのコントラストが自然な立体感を生んでいます。

一方で、ボーダーのダークブルーはしっかりと濃く染まっており、重厚な額縁を施した絵画のような気品を与えています。

糸は若干太めに手紡ぎされており、しっかりとタイトに織り込まれていることでカーペット自体、がっちりとした質感です。そのため、寝転んだり、体を預けても弾力があり、心地よく快適にお過ごしいただけます。

こちらを設ていただきますと、カジュアルという方向ではなく、クラシカルモダンな、テイラードジャケットをはおったようなカチッとした雰囲気を味わっていただけると思います。
お部屋の中にもオフではなく、少しメリハリの効いたコーナー作りに大変おすすめの一枚です。

使用染料  天然藍 槐(えんじゅ) 茶葉 

青山店 スタッフK