ENTRANCE[ エントランス ]
Design No.093F
逆目から撮影 逆目から見るとワントーン深くなります
順目から撮影 順目から見ると光沢現れ若干明るくなります
逆目から撮影
フィールドには繊細な蓮唐草文様を表しています
少しブルーがかった緑色はパイルの方向によってはグレーにも見えるとても渋さのある色で、藍色の文様とのコントラストがとてもモダンに映ります。
文様の部分は細い糸が用いられ、非常に繊細な表情が現れています。この唐草の表現は工房の中でも数人しかできない高度な技術を用いています。
使い込んでいただくことでパイルの先がほぐれ、文様が滑らかに変化してゆきます
厚みは約1.4cm しっかりとした踏み心地を味わっていただけます
シリアルナンバーによって、製作時期と製作した職人など一つ一つ管理されております。
バタフライchairとのサイズ比較
この度ご紹介するのは、No.093シリーズの中からグレイッシュなグリーンの地色に藍色の蓮唐草紋様が大変美しい一枚です。
MUNIのラインナップの中では珍しいグリーンをベースにデザインしています。
このグリーンは、クラシカル・チャイニーズラグの中でも、明王朝時代に作られた作品のみに使用された緑色を再現しています。
この色は、槐(エンジュ)を用いて先ず黄色に染め、その後に藍甕に入れて重ね染めをすることによって得られるお色です。
この少しブルーがかった緑色はパイルの方向によってはグレーにも見えるとても渋さのある色で、藍色の文様とのコントラストがとてもモダンに映ります。
文様は室町時代に中国から渡たり、大名や茶人に珍重された名物裂の中にも見受けられる明代の洗練された蓮唐草文様です。
蓮は繁栄や清浄を表し、唐草は永遠を意味します。
この一枚特有の仕上がりとしましては全体に光り輝いて見えるアブラッシュ(手紡ぎ糸による色の濃淡)と呼ばれる表情が見られ、奥行きや陰影があり、奥深さを感じられる仕上がりです。
文様の部分は細い糸が用いられ、非常に繊細な表情が現れています。この唐草の表現は工房の中でも数人しかできない高度な技術を用いています。
化学染料では決して出せないその色合いはいつまでも眺めていられるほどの魅力を醸し出します。
中国明王朝時代の古典的な文様ながら、ヨーロッパの雰囲気も感じられるお洒落な一枚です。
お玄関に設えれば、渋さの中にも凛として絢爛な自然美がとてもエレガントな雰囲気を演出してくれることと思います。
倉敷店スタッフH.I
Design No.093F
Ser.No 32408
SIZE 61×91cm
SOLD OUT