ENTRANCE[ エントランス ]
Design no.041(801)
逆目から撮影しました。 シンボリックな龍の文様が、力強くくっきりと浮き立っています。
順目から撮影しました。 ウールが光を反射して、少しソフトな印象に見えてきます。
逆目から撮影しました。 シンプルなデザインならではの力強さを感じます。
順目から撮影しました。 光を受けた染料の色に、藍特有の青みをが映えています。
文様を真上から見てみます。 モチーフはチャーミングな顔をした草龍(ソウリュウ)文様です。
コーナーには、天を舞う龍を正面からとらえた姿が、抽象的にデザインされています。
少し下の角度から見てみると、コンパクトサイズながらとても伸びやかさを感じることが出来ます。
順目から見ると、ふわっとしたウールの風合いもよくわかります。
逆目から見ると、シンプルなデザインが一層ダイナミックに見えてきます。
順目からみると、光を受けてふわっと溶けて行くような表情へと変わっていきます。
ウールはとてもソフトで、手で紡ぐことで柔しく力強い風合いが生まれています。
アイボリー掛かった生成りの色と、藍で染めこんだ濃紺のコントラストがとても美しい。
シンプルで力強いデザインによって余白の美しさがより協調され、モダンなデザインが生まれます。
厚みは 1.4cm ほどあり、ふわっとした風合いは触れた肌にとても優しく、心地よさを感じていただけることでしょう。
シリアルナンバーで、きちんと管理されています。
バタフライスツール(W42.5cmXD31cmXH38.7cm)とのサイズ比較です。 キュッと引き締まった空間が生まれます。
イプ・コフォード・ラーセンのオットマン(W575×D440×H380・SH365)と合わせました。 お椅子やデスクの足元、エントランス、様々にお楽しみいただけます。
この度ご紹介する Design No.04(801) 「明式草龍文」 55×75 cm は、コンパクトな中に余白の魅力を最大限に生かした、大変モダンなデザインです。
明代の古典柄の草龍文様を、かつての宮廷絨毯に用いられた最上級品質の灘羊(タンヤン)の無染色のナチュラルホワイトウールと天然藍のみで表現したこちらは、大胆で繊細な美しさを持っています。
モチーフは、中央のメダリオン・コーナーのポイント、共に草龍(ソウリュウ)の文様です。
力・守り神・善の象徴とされる龍と植物を一体化させることで、自然界の大いなるエネルギーを表しています。
神獣の最高位と呼ばれる龍のとても大胆なモチーフは、猛々しさというより少しクスっと頬が緩むような表情をしていて、その姿は芸術文化の花開いた明代特有のおおらかで品のある美しさをしていて、人々を惹き付けるとても素敵な魅力を放っています。
大変コンパクトなサイズなので、エントランスは勿論、座卓と合わせて床座でゆっくりなんて使い方も心地よさそうです。
ベンチやオットマンの座面に敷くと、座り心地の良さに加え、いつもとちょっと違った空間づくりを愉しんでいただけることでしょう。
クルっと巻いてお好きな場所へと移動させ、是非あなただけの楽しい使い方を見つけてください。
こちらの1枚(Ser.No 35684)の特徴は、ナチュラルホワイトウール独特の穏やかなアイボリー色の美しさです。
MUNI CARPETS を制作する細さ15ミクロン以下というカシミヤと同等の細さを持つ繊細なウールは、手で紡ぐからこそ堅牢な弾力性を持たせることが出来ます。
手紡ぎの1本1本のパイルは、使い込むことで徐々にほぐれ、やがては1本1本の繊維へと戻り、しっとりと滑らかな表情へと育っていきます。
また、文様を染めこんだ天然藍の色味は、使い込むことで酸化を進め色の深みが増して行き、ゆっくりと「ぬばたま」の様な光沢を放っていくことでしょう。
モチーフ(龍)の表情は猛々しさよりもチャーミングでユーモラス。
絶大なる力と愛らしさの二面性を併せ持っているため、ご覧になられる方それぞれの感性によって「かっこいい」「可愛い」等々、感じ方もそれぞれです。
数十年かけて込むことで表情はゆっくりと育ち変化し、その方の為だけの「龍」となって行くことでしょう。
美術工芸品の魅力や愉しみは、使うからこそ得られるもの。
最高の天然の素材を、熟練した職人の手の技だけで作り上げる1枚。
使う楽しみ・育てる愉しみ・そして本当にあなただけの1枚となって行く姿を是非お楽しみください。
使用染料: 藍
倉敷店スタッフAD
※ こちらのデザインはその他のサイズでも制作しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
Design no.041(801)
Ser.No 35684
SIZE 55×75cm
税込価格 200,200JPY (本体価格 182,000JPY)