ENTRANCE[ エントランス ]
Design No.023
逆目から撮影 絨毯の方向によって見え方が変わります。全体が濃く見えます
順目から撮影 色合いが薄くなり光沢が現れます
逆目から撮影
熟練の職人による高度な技術で織られた緻密な文様
明の時代に用いられた染料 大黄、姜黄などを使用したフィールドの万字繋文様。卓越した染色技術によりインペリアル・ラインの繊細な配色を表現することができます
献上品に用いられていた灘羊のベービーウールを贅沢に使用しています
細めに紡がれた糸で万字繋ぎ文様を緻密に織り上げています
永遠を表す結び目文様は盤長文といい、欧米ではエターナルノットと呼ばれています
セカンドボーダーのパールボーダー(連珠文)は魔除けや財産への願いが込められています
厚みは約1.5cm 細めの糸で高密度に織り上げています。
シリアルNo.によって1点ずつ製作者や生産時期などが管理されている
バタフライchairとのサイズ比較 時代を超えて残ってきたデザインは今でも色褪せることがありません
クラッシックな1枚をご紹介いたします。
MUNI CARPETSの中でも、特別なポジションの、IMPERIAL LINE(インペリアルライン) の御品です。
クラシカル・チャイニーズラグはもともと中国王朝への献上品として、特権階級のために作られていました。
そのデザインは、宋の時代から受け継ぎ明の時代により洗練させたものへと昇華し、宮廷へ納めるものとして最上級の品々が製作されました。
またその素材も、最高級のもののみを使用し、卓越した下絵師によるデザインと、それを映し出す熟練した職人たちによって、作成されてきました。
文様の一つ一つに、繁栄への願いを込め献上することで、その治世が豊かで栄えていくことを願ったものであったのです。
このIMPERIAL LINE は、その最高のものを現代によみがえらすため、また、より美しい美術品を生み出すために制作された、特別なシリーズとなります。
この度の1枚が持つ印象は、地模様にあたる萬字繋ぎ文様がフィールドの金茶色も、ボーダーの藍色も、それぞれに絶妙なトーンで織り上げられ、はっきりと見える繊細な描写ながら決して主張しすぎず、景色としての役割を果たし、永遠を表す結び目文様(盤長文)を際立たせています。
ふんわりとした肌触りと、落ち着きある豪華さを感じさせる配色は、IMPERIAL LINE ならでは。コンパクトなサイズながら、赴きある表情を楽しませてくれます。
思い描いたままの幸せが永久に続いてゆきますように、という願いを込めたこの1枚。
何百年という時を経た古典の中に潜むモダン。設える場所を選ばず、日々の重なる時を愉しいものとしてくれるでしょう。
倉敷店スタッフD
Design No.023
Ser.No 34436
SIZE 61×122cm
税込価格 380,600JPY (本体価格 346,000JPY)
SOLD OUT